【死ぬまでに一度は運転しておくべき?】最高の50台 一挙ご紹介 19位から2位まで
公開 : 2020.03.01 05:50 更新 : 2021.03.05 21:43
7位~5位
7位:プジョー205 GTI
長年にわたり数多くのテストで数多くのドライバーがこのクルマの実力を試してきたが、そんな彼らが205 GTIこそ、当時だけでなくこれまで創り出されてきたホットハッチの決定版だと断言している。
パフォーマンスと実用性、そして驚くべきハンドリングの見事な融合であり、それを手ごろな価格で素晴らしいスタイリングのボディに詰め込んでいた。
このクルマを越えるモデルなどそれほど多くはない。
6位:フェラーリ・ラフェラーリ
サーキットでならP1を、毎日乗るなら918スパイダーを選ぶだろう。
だが、直ぐに乗り込んで運転するという点で、ハイパーカーのなかではラフェラーリが依然としてもっともドライバーとの繋がりを感じさせ、親しみやすいモデルだ。
5位:ロータス・エラン(初代)
ロードカーだけに限定したとしても、オリジナルのエラン以上にコリン・チャップマンの才能を見事に示すモデルは存在しないだろう。
小さく、美しく、超軽量で速いこのクルマのハンドリングは、エランを別格の存在にするとともに、いまも多くの学びを与えてくれる。
4位~2位
4位:ポルシェ911 GT3 RS(997後期)
最高のスポーツカーのなかの最高の1台だ。
すべてのパフォーマンスを使い切ることが出来るだけでなく、驚異的なハンドリングと見事な乗り心地まで備えている。
ロードカーに求める刺激はすべてこのクルマに詰まっている。
3位:ジャガーEタイプ
自働車デザインの金字塔として、ピカソやモネ、セザンヌ、ドガとともにニューヨーク近代美術館の永久収蔵品となっている。
さらに、このクルマはそのルックスだけのモデルではない。
少なくともアストンDB4と同じくらいの速さを、半額以下の価格で実現していたのだ。
2位:マクラーレンF1
英国が誇るもっとも偉大なスーパーカーだ。
ロードカーのパフォーマンスを新たな領域へと引き上げるとともに、当時あらゆるモデルを凌駕するほどの速さを備えていた。
新車販売は成功したとは言えないものの、このクルマのスピードと希少性、そしてサーキットでの実績が、いずれ真の伝説的モデルになることを示している。
番外編3:惜しくも予選落ち
アストン マーティンV8ヴァンテージ・オスカー・インディア(1978年)
アストン マーティンに期待するすべてを体現した1台だ。
見事なルックスをしたボディのフロントには400ps近くを発揮する大地を震わすV8エンジンを積み、マニュアルギアボックスを介してリアホイールへそのやや過剰なパワーを伝えていた。
BMW i8(2014年)
このクルマの唯一の失敗は登場する時代が早すぎたということだ。
今後数年内には、見事なルックスにカーボン製タブと3気筒ハイブリッドエンジンを組み合わせたこのクルマが、なぜ販売面で成功出来なかったのかと首をひねることになるだろう。
将来、コレクターズアイテムになることは間違いない。
シトロエンDS(1954年)
そのルックスと画期的なテクノロジーによって、このクルマのランクインは当然だと考えていたのであり、それが叶わなかったのは単にスペースの問題だろうと思っていた。
もしこのクルマのドライビングがそのスタイリングに見合ったものだったなら、間違いなくランクインしていただろう。
ランチア・インテグラーレ(1988年)
反対に、インテグラーレがランクインしなかったのは当然だと思っている。
見事な出来を誇る素晴らしいドライビングマシンであり、このクルマ以降に登場したどの後継モデルよりも優れてはいるが、なぜこれほどインテグラーレが称賛されるのか理解できない。
確かに良いクルマであり、本当に素晴らしいモデルだ。
だが、偉大とまでは言えないだろう。
フォード・フィエスタST(2013年)
プジョー205 GTIの精神を受け継ぐモデルであり、ドライバーの求めに対してこれで十分だということを証明するのに成功した初めての1台として、そのすべてを純粋なドライビングの楽しみに捧げてきた。
当時もいまもそれが変わらないというのは驚くべき事実だ。
そして、そのすべてが2018年登場の現行モデルにも受け継がれている。