【新画像】フォルクスワーゲン新型ゴルフGTI 内装/外観を撮影
公開 : 2020.03.03 18:50
VWゴルフGTIの実車写真が届きました。内装と外観を撮影しています。ジュネーブショーに登場する予定だった新GTI、どんなクルマなのでしょう?
8代目ゴルフにGTI
独フォルクスワーゲンは、開催中止となったジュネーブ・モーターショー2020で公開予定だった、新型ゴルフGTIの実車画像を発表した。
最高出力245psを発生する新型ゴルフGTIは、「デジタル時代に向けた、機敏で、ピュアで、効率的で、ハイテクなコンパクト・スポーツカー」と説明されている。
新型GTIは、ボンネットの先端に細いラインを配置。ラインのカラーは同時発表されているGTI、GTD、GTEの車種によって異なり、「GTI」はレッドとなる。
標準装備のLEDヘッドライトは低い位置に配置され、ラジエーターグリルとの組み合わせで印象的なクロスバーを形成。デイタイム・ランニングライトを起動するか、ドライバーがキーを持ってクルマに近づくと(オプション)、LEDストリップがレッドで点灯する仕掛けだ。
15mmローダウン
ボディサイドでは、標準装備されるGTI専用の17インチ・アルミホイールが目を引く。「GTI」にはオプションで、18インチ、19インチも用意されるという。
ブレーキキャリパーは、「スポーティなゴルフ」であることを象徴するレッドにペイント。フロントフェンダーパネルの側面には、レタリングが施されたエンブレムも装着される。
その他にも、カスタマイズされたフロントセクション、リアディフューザー、独立型ルーフスポイラー、レッドのブレーキ・キャリパー、エクステンションされたシルなどが追加されている。さらに、新型GTIは15mmローダウンされたスポーツサスペンションを採用した。
GTI、GTD、GTEの同時発表では、3モデルがエグゾースト・システムのテールパイプによって区別できることも明かされた。「GTI」は左右それぞれに1本のテールパイプが振り分けられ、「GTD」は左側にデュアルテールパイプを配置。「GTE」ではテールパイプを外から見ることができない。
また「GTI」のリア・エンブレムは、これまでのようにドライバー側ではなく、「VW」のエンブレムの下に配置された。
新GTI 内装は?
内装は、ステアリングホイールが、タッチコントロールと「Travel Assist(トラベルアシスト)」ボタンを組み込んだ新マルチファンクション・レザースポーツ・ステアリングホイールへと進化。
3本シルバースポークは先代モデルから受け継がれ、「GTI」では中央スポークの内部がレッド仕上げとなっている。
また、スポーツシートの伝統的なチェック柄も引き続き採用。新しいチェック柄のデザインは、“スケールペーパー”と呼ばれるもの。グレー、およびブラックシートのステッチカラーは、「GTI」ではレッドに。すべての装飾ステッチとエッジ処理部分にも、レッドが使用される。