【さらに拡大】新型アウディA3スポーツバック、全長/全幅、約3cm増 内外装アグレッシブさ目指す

公開 : 2020.03.03 20:29  更新 : 2020.03.04 22:15

4代目アウディA3が発表。新型アウディA3スポーツバックは、コンパクトなプロポーションとスポーティな意匠をめざしたといいます。この記事では欧州モデルのエンジン仕様やオプション内容をお伝えします。

新型A3 全長と全幅、それぞれ約3cm拡大

4代目アウディA3が発表された。

新型アウディA3スポーツバックは、コンパクトなプロポーションとスポーティなデザインをめざしたという。

新型アウディA3スポーツバック
新型アウディA3スポーツバック

ショルダーラインから下のボディパネルには、アウディの新しいデザイン・エレメントが採用され、ホイールアーチをより強調する凹面形状となっている。

先代モデルと比較すると、全長と全幅がそれぞれ約3cm拡大され、全長は4.34m、全幅は1.82m(ドアミラーを除く)となる。1.43mの全高と2.64mのホイールベースは変更なし。

マトリクスLEDヘッドライトのデジタルデイタイムランニングライトは、3×5配列のLEDセグメントから構成される。

新型A3 インテリアのスポーティさ意識

スポーティさを意識したというデザインは、新しいシフトレバー、アルミニウムまたはカーボンのインレイ、印象的なドアオープナー、ブラックパネル調のインストルメントパネルなど、インテリアにも反映される。

ステッチが施されたシート地は、今回初めてペットボトルのリサイクル素材から製作された。

新型アウディA3スポーツバックのインテリア。
新型アウディA3スポーツバックのインテリア。

荷室容量はリアシートのセッティングによって、380-1200L。積載フロアは、異なる高さに設定することができる。

電動式テールゲートはバンパー下へキックアクション(足先で蹴る動作)をすることによって自動開閉する機能をオプション装着することも可能。

上級モデルの10.1インチ・タッチディスプレイを標準装備するのもポイントだ。

ヨーロッパ発売時、ガソリン1種/ディーゼル2種

新型アウディA3スポーツバックは、ヨーロッパにおける発売時には3種類のエンジンのみが用意される。

排気量の異なるエンジン、マイルドハイブリッドシステム、クワトロドライブといったバージョンを徐々に追加して、ラインナップを拡大する予定。

新型アウディA3スポーツバック
新型アウディA3スポーツバック

欧州ローンチ時の3つのエンジンは、150psの1.5 TFSI(ガソリン)、116psの2.0 TDI(ディーゼル)、150psの2.0 TDI(ディーゼル)。

「すべてのエンジンは、力強いトルクと洗練された走行特性を備えています」とアウディは言う。

駆動方式はFFで、トランスミッションは6速MT/7速デュアルクラッチATの2種となる。

2020年3月からヨーロッパ諸国で発売

新型アウディA3スポーツバックの先行販売は、2020年3月から多くのヨーロッパ諸国で開始され、5月初旬には最初の車両が納車される予定。

150psを発生する1.5 TFSIのベース価格は、2万8900ユーロ(347万円)で、市場導入時には、「エディション1」と呼ばれる特別仕様車も発売される。

各シートに1.5Lのペットボトルを最大45本使用。数多くのコンポーネントをリサイクル素材から製作しているという。
各シートに1.5Lのペットボトルを最大45本使用。数多くのコンポーネントをリサイクル素材から製作しているという。

このスペシャルエディションを選択すると、エクステリアに、マットプラチナグレーのアタッチメント、ダークベゼルを備えたマトリクスLEDヘッドライト、チタニウムグレーの18インチホイールが組み合わせられる。

インテリアには、新開発されたスポーツシート、一体型ヘッドレスト、アルミニウムインレイ、ステンレススチールペダルなどが備わる。

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