【急速に進化するEV市場】ルノー、ホットEV検討グループを計画 迫力/性能のバランス探る
公開 : 2020.03.09 20:20
ルノーは、航続距離や、エンジンノイズなど、EV構築にあたり検討すべき課題に取り組むため、カスタマーがパフォーマンスEVに何を望んでいるかを探る、フォーカスグループを立ち上げるそうです。
パフォーマンスEVに求められるもの
text:Rachel Burgess(レイチェル・バージェス)
電気自動車(EV)が主流になりつつある今、カスタマーは、ホットバージョンなどを含む、より幅広いEVのバリエーションを望んでいると、ルノーのEV責任者、ジル・ノルマンは言う。
RSバッジ付きEVの計画はまだないが、ルノーは、カスタマーがパフォーマンスEVに何を求めているかを探るため、フォーカスグループの立ち上げを計画している。
ノルマンは、ホットなEVは標準のEVよりも航続距離が短い可能性が高く、エンジンのノイズを楽しめないという欠点もあると述べている。
「一般的に、パフォーマンスカーは標準のクルマに比べて航続距離が短いため、それほど気にするユーザーはいないと思われます。問題は、どこまで短くてもいいかということでしょう」
「ノイズがないことを、気にする人もいるでしょう。 パフォーマンスカーをEVモデルにする場合、ノイズを人為的に発生させる必要があるという結論に達しています」とノルマンは付け加えた。