【ワゴン登場へ】VWアルテオン・シューティングブレーク 開発車両を撮影
公開 : 2020.03.10 09:37
フォルクスワーゲン「アルテオン・シューティングブレーク」の開発車両を撮影。なかなか流麗なスタイリングです。今年後半に登場すると考えられます。
2021年型に追加か
独フォルクスワーゲンは、上級セダンのアルテオンに、ワゴン・タイプを導入する予定だ。今年後半に計画されている、2021年モデルへのアップデートに合わせて追加される。
モデル名は、アルテオン・シューティングブレークになると考えられる。その開発車両が、ほとんどカモフラージュのない姿で走る様子を、初めて撮影することに成功した。
低く構えたフロントセクション、長いホイールベースというプロフィールはセダン・ボディから受け継がれている。大きく異なるのは、長く伸びるルーフと、アップライトなリアセクション。
パサート・ワゴンとプラットフォームを共有するものの、より上級の客層に向けて開発されている。スリークなデザインと内装のクオリティで差をつけるわけだ。
インフォテインメント刷新
撮影されたプロトタイプのウインドウラインは、パサートのものに似せているが、リアエンドに向かって異なる弧を描いている。
また、現行型アルテオンのインフォテインメント・システムとコントロール・パネルは、新型ゴルフに搭載される新しいタッチスクリーンに変わると考えられる。
それ以外のスタイリングは大きく変更されないようだ。しかし、ブレーキライトとフロントスプリッターは新たなデザインを採用するように見える。
アルテオンRにもワゴン?
アルテオン・シューティングブレークのエンジンに関する情報は、現在のとろこ入手できていない。
欧州市場向けには、セダンと同じ2.0Lガソリンとディーゼルを用意し、四輪駆動モデルも登場することになるだろう。
さらに、アルテオンRのワゴン・タイプがラインナップに遅れて加わると考えられる。こちらには、EA888型2.0Lターボが搭載され、334psを発揮することになるだろう。