カルロス・タバレス、ルノーを去る
公開 : 2013.08.29 19:58 更新 : 2017.06.01 02:15
ルノーのCOO、カルロス・タバレスがルノーを退社することが発表された。ステートメントでは、その理由を「彼個人のプロジェクトを進めるため」としかコメントしていない。1981年にルノーに参加して以来、32年間勤めたこととなる。
今月初め、ブルームバーグのインタビューに、タバレスは「カルロス・ゴーンの後を継ぐことはない。」と語っていた。ゴーンは59歳、タバレスは55歳だ。
2011年7月にルノーのCOOとして就任して以来、タバレスがルノーに与えた影響は大きい。チーフ・デザイナー、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーと共に、新しいクリオを成功に導いたし、EV開発のも手腕を発揮した。また、イニシアーレ・パリというサブブランドの立ち上げにも関わってきた。また、アルピーヌとケータハムとのジョイントにも力を尽くしてきた。
暫くの間、カルロス・ゴーンがCOOの責務を遂行することとなる。