【GTiブランドを継続】プジョー208 GTi 待望のホットハッチ、10月パリショーでコンセプト披露か
公開 : 2020.03.17 10:50 更新 : 2020.08.21 17:51
プジョーが、GTiバッジが将来の208で復活する可能性が出てきました。通常、内燃機関につけられるこのバッジですが、例外的に208の電動モデルに付けられる可能性があると、言われているそうです。
208 GTiの可能性
プジョーは、208の高性能バージョン「GTi」を、将来的に復活させる可能性があると述べ、サブブランド廃止の噂を打ち消した。
プジョーのCEO、ジャン・フィリップ・アンパラトは、GTiは内燃機関(ICE)モデルのみに付けられるが、プジョーにとって「重要なものであり続ける」と述べている。
同社は最近、508のプラグイン・ハイブリッドバージョンに、ハイパフォーマンス・モデル用に設定された、プジョー・スポール・エンジニアード(PSE)バッジを導入している。
しかし、英国市場における208は、異なる扱いがされる可能性がある。
「英国では、GTiは重要な意味を持っています」とアンパラトは言う。
「将来、GTiのバッジを付けるモデルを選ぶとしたら、たとえそれが電動モデルであっても、208でしょう。それを名乗れる唯一のモデルだと思います。ほかのモデルはPSEになります」と付け加えた。
GTiではなく、PSEへ切り替える理由については「新しいパフォーマンスだからです。感覚と言う面で、ICEとは異なります」とアンパラトは述べている。
これは、兄弟ブランドのヴォグゾールが、208とプラットフォームを共有するコルサの全電動VXRバージョンを採用しているように、208の電動バージョンがGTiホットハッチのベースになることを示している。
早ければ10月のパリモーターショーで、そのコンセプトバージョンが披露される可能性がある。
将来のPSEラインナップ
508 PSE高性能プラグインハイブリッドの量産版について、アンパラトは「電気自動車への変革」と、そのスポーティーカーラインナップの認知度を上げることを目的としており、大量販売を目指してはいないと言う。
1000〜2000台程度の販売を、成功と見なすと付け加えた。
また、アンパラトは、508 PSEが成功すれば、PSEフォーミュラを、3008やほかのクルマに適用できるとも述べている。