ロードテスト アウディRS6アバント ★★★★★★★★☆☆

公開 : 2020.03.21 11:50  更新 : 2020.04.03 08:36

購入と維持 ★★★★★★★★☆☆

新型RS6は、アバントと銘打ったワゴンのみの設定で、価格は9万2750ポンド(約1299万円)から。高額なのは間違いないが、ライバルたちの動向に照らすと、法外な値付けとはいえない。

また、ポルシェ911の廉価グレードが標準的な装備内容で同程度の価格になることを考えると、リーズナブルに思えてくる。2004年に初代が英国で発売された際の、6万ポンド(当時のレートで約1200万円)をわずかに下回る程度だった価格も同じことがいえる。

ライバル車より新車価格は高いが、残価率はかなり大きいはずだ。
ライバル車より新車価格は高いが、残価率はかなり大きいはずだ。

新型のグレードは標準車に始まり、カーボンブラック、ローンチエディション、フル装備で10万9250ポンド(約1530万円)のヴォルスプラングを用意する。

いずれも四輪操舵やマトリックスLEDアクティブヘッドライト、フルデジタルの計器盤、プライバシーガラスは標準装備。カーボンブラックには、専用のエクステリアパーツが与えられる。

最上位グレードのヴォルスプラングは、さすがの充実ぶり。ダンパー連携サスペンションのダイナミックライドコントロールやアウディスポーツのアクティブエグゾースト、バング&オルフセンのプレミアムオーディオ、ヘッドアップディスプレイなどが標準装備される。ドライバーズエイドのアクティブデバイスもフル装備だ。

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