【新型フェアレディZ?】日産、後継モデルの商標をカナダで申請 車名「400Z」か

公開 : 2020.03.23 11:50

日産が、新しいZのための、商標を申請したことがわかりました。待望の新しいスポーツカーには、3.0L V6ツインターボチャージエンジンを搭載し、最高出力405psを達成することが期待されています。

370Zの後継モデル

text:Rachel Burgess(レイチェル・バージェス)

日産が、370Z(日本名:フェアレディZ)の後継モデルのため、新しいZの商標を申請したことが明らかになった。

この商標は、数日前に、同社よりカナダ政府に提出されたと、モータートレンドが報じている。

日産のZのロゴ
日産のZのロゴ

昨年末、日産の製品企画責任者、イヴァン・エスピノーサは、新しいZモデルについて「もうすぐ、何かをお見せできるでしょう。日産はエキサイティングなクルマを求めています」と述べている。

同じイベントで、同社のデザインのトップであるアルフォンソ・アルバサは、受け継がれてきたZブランドを、絶やすことはないと語っている。

アルバサは「370Zの後継モデルをイメージするのは難しくないでしょう」

「Zは、60年代にスポーツカーを庶民の手の届くものとしたクルマです。以前は、ポルシェジャガーを買うためのお金が必要でした」と述べている。

「現行モデルの発売から長い時間が経過しているので、わたしの指示がなくても、後継モデルに取り組んでいるデザイナーは、たくさんいるでしょう」と付け加えた。

405ps達成なるか

400Zと呼ばれる可能性があると関係者が語る、将来のスポーツカーのパワートレインは、多くの既存の日産モデルで使用されている、3.0L V6ツインターボチャージエンジンとなる可能性が高い。

また、標準モデルには、405psと48.3kg-mを出力する、インフィニティQ60 3.0Tと、同様のチューニングが期待されている。

日産370Zロードスター
日産370Zロードスター

328psと37.0kg-mを供給する自然吸気3.7L V6エンジンを搭載し、2009年から販売されている現行370Zには、多くのフェイスリフトモデルが提供されている。

Zシリーズの50周年を記念した限定版370Zには、1970年代初期にジョン・モートンが参戦しSCCAを受賞したBRE 240Zにインスピレーションを受けた、ペイントスキームが施されている。

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