【スーパーカーの特別仕様】マクラーレン・エルバM6Aテーマ 1台のみ 創設者の愛機がモチーフ
公開 : 2020.03.27 06:10
マクラーレン・エルバの特別仕様が登場。オレンジのカラーリングで気づく方もいるでしょうか。「エルバM6Aテーマ」をご紹介します。
ワンオフのエルバ登場
英マクラーレンのカスタマイズ部門であるMSOが、新型スピードスター・モデル「エルバ」の特別仕様車を発表した。同社の歴史を語る1台のレーシング・マシンがモチーフとなっている。
アニバーサリー・オレンジの外装色が存在感を放つ「エルバM6Aテーマ by MSO」は、創設者のブルース・マクラーレンが1967年にCan-Amチャレンジ・カップを制したときの愛機「M6A」を賞賛するためのモデル。
モータースポーツのヘリテージを受け継ぐオレンジのボディカラーには、さりげなくグレーのストライプが車体側面を走っている。
マクラーレンのサインも
彼の母国ニュージーランドのシンボルであるキウイ(鳥)のロゴの時代を知っている人なら、4番のデカールがこのクルマに相応しいことを理解できるだろう。
さらには、レトロ調の「McLaren Cars」のエンブレム、ブルース・マクラーレンのサインを見つけることもできる。
こうした外装のテーマは内装にも反映され、ダッシュボード、センターコンソール、ドアパネルはオレンジに。ブレーキキャリパーも同じ色だ。
4.0L V8ツインターボ
ホイールは新しい10本スポーク・タイプとなり、ブラックで仕上げた。
オリジナルのM6Aには、シボレーに由来する自然吸気5.9L V8が搭載されていた。
今回は、現在のマクラーレンの最高ユニットである4.0L V8ツインターボを積んでいる。ワンオフとなる本特別仕様のためのメカニカル・アップデートはないという。
なお、エルバは合計399台を製造する予定で、今年の後半にデリバリーが開始される見込みだ。