【いま手に入れないと手遅れ?】英国版AUTOCAR おススメ中古車10選

公開 : 2020.04.05 08:50

フォルクスワーゲン・ゴルフR:2015年2.0 TSI 3ドア・ブルーモーション

1万4995ポンド(192万1000円)、走行距離14万3000km

フォルクスワーゲンがGTIよりも優れたモデルを創り出したなどとは俄かには信じられないかも知れないが、Rはまさに驚くべきホットハッチだと言える。

フォルクスワーゲン・ゴルフR
フォルクスワーゲン・ゴルフR

確かにR32も素晴らしかったが、四輪駆動と2.0Lターボを組み合わせたRの方がより優れたホットハッチだろう。

2010年登場のRでは6速マニュアルギアボックスか7速DSGを選択することが出来た。

新しければ新しいほど見事なホットハッチであり、選ぶべきは2012年登場の7代目以降となる。

フルード類の漏れには注意が必要であるとともに、このクルマの四輪駆動システムは3万2000kmごとのチェックが必須となるため、完ぺきなメンテナンス履歴を備えた個体が望ましい。

ランドローバーディフェンダー:2003年90 2.5 TD5ハードトップ

8000ポンド(102万5000円)、走行距離14万5000km

洗練不足で快適性に劣るほとんど取り柄のないアルミ製大型トラックであり、好きになるか嫌いになるかだが、例え何故これほど話題になるのかを知るためだけだったとしても、手に入れるだけの価値はある。

90シリーズはまさにオモチャであり、110であればファミリーカーとしても通用するが、フォード製2.2L TDCIエンジンを積んだモデルが最高だというひとびともいる。

さらに、2012年以降のモデルを選べば快適性も大きく引き上げられてもいるが、そんなことは重要ではなくボロボロの1台で十分だ。

バルクヘッドとシャシーの錆には注意が必要であり、トランスファーが問題無く機能しており、フルード類の漏れが最小限に留まっていることを確認したほうが良いだろう。

購入前には多くの車両を見て、自分にピッタリの最高の1台を探し出そう。

ジャガーXJ:2006年4.2 XJ8ソブリン

6990ポンド(89万6000円)、走行距離11万6000km

古今東西、もっともお買い得なユーズドモデルと言えば、それは時にジャガーを意味している。

ジャガーXJ
ジャガーXJ

多くの選択肢があるが、古き良きジャガーのスタイリングにアルミニウム製ボディを組合せたXJ(X350以降だ)であれば、気品と速さに加え、必要なだけの広さを備えた依然として間違いのない1台と言えるだろう。

メンテナンス履歴のハッキリしない車両は避けるべきだ。

大排気量モデルの場合、ブッシュとタイヤ、ブレーキ、さらにはパーキングセンサーといった電子部品の交換が必要となるだろう。

特に下回りの錆には注意する必要がある。

当然だがくたびれた古いジャガーになど目もくれてはいけない。

このクルマを選ぶポイントは、僅かな出費で大いなる楽しみを味わうことにあるのをお忘れなく。

トヨタランドクルーザー:2007年3.0 D-4D

9995ポンド(128万1000円)、走行距離19万km

近頃は「伝説的な」という言葉が氾濫しているが、ランドローバーとは、スタイリッシュだからとか、トレンドだからという理由ではなく、純粋にその機能性で選ぶべきモデルなのだ。

このクルマの偉大さは、トラブルフリーでオーナーに手間を掛けさせることなく、与えられた役割を遂行する点にある。

ランドクルーザーとは、このクルマの魅力に取り付かれたプロサッカー選手ではなく、農家のためのモデルであり、それだけ理解していれば十分だ。

それでも、特に適切なメンテナンスが行われていない個体の場合、錆やサスペンションブッシュの摩耗、LC5(日本名:ランドクルーザー・プラド)のエアサスペンションのパンク、ブレーキの摩耗などに注意する必要がある。

選ぶべきはディーゼルモデルであり、SUVではなく道具としてのクルマが欲しいのであれば、古くて装備のシンプルなLC4(日本名:ランドクルーザー・プラド)を選べば間違いないだろう。

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