ベントレー・コンティネンタルにSバージョン
公開 : 2013.09.04 11:41 更新 : 2017.06.01 02:15
ベントレーはV8のコンティネンタルGTおよびGTCに、パイパフォーマンス・バージョンであるSを追加した。来週のフランクフルト・モーターショーで公開される予定で、来年早々に英国で販売が開始される。
このSバージョンには、スタンダード・モデルよりも21bhp、2.1kg-mアップされた521bhp、69.4kg-mのパワー、トルクを持つ4.0ℓツインターボV8が搭載される。パフォーマンスは、0-96km/h加速が、GT V8Sが0.3秒短縮された4.3秒、GTC V8Sが0.2秒短縮された4.5秒。トップスピードはGT V8Sが309km/h、GTC V8Sが307km/hだ。
ギアボックにつけらたドライブ・モード・セレクターには新たにSモードが追加される。これは、スロットル・レスポンスをシャープにし、ギアのホールドも長くなり、シフト・チェンジが素早くなるというもの。
また、エンジンのパワー・アップに合わせて、シャシーも見直されている。サスペンションは10mm低くされ、スプリング・レートはフロントが45%、リアが33%高められた。またダンパーもレスポンスを向上させるため見直しを受け、ブッシュも70%強化された。更に、アンチロール・バーも54%固くなっている。
ステアリング・システムはよりフィードバックを伝えるために微調整され、ESCシステムもリファインされている。
外観上は、フロント・スピリッターの経脳、サイドシルとリア・ディフューザーのアップグレード、ブラック・グロスのフロント・グリルの採用、そして専用の20インチ・アロイ・ホイールなどが装備される。