【本格導入】ランドローバー 新型ディフェンダー、4/9受注開始 日本価格/仕様/内装を発表
公開 : 2020.04.08 20:02
新型ディフェンダーの本格受注が、4/9に始まります。価格、ボディタイプ、シャシー、グレード構成をご紹介。日本向けモデルも登場しています。
新型ディフェンダーとは
ついにランドローバー新型ディフェンダーの本格受注が、日本でも開始される。
アルミニウム・モノコック構造の新アーキテクチャー「D7x」を採用する新型は、昨年秋に世界初公開され、日本ではラグビーワールド・カップ決勝に登場し注目を集めた。
これまで先行予約モデル「ローンチ・エディション」「スタートアップ・エディション」の受注を行ってきたが、その対象が拡大されるわけだ。
今回は、ディフェンダー90、ディフェンダー110の各5グレード、計10モデルにまで範囲が広げられ、受注が始まることになる。
「90(ナインティ)」と「110(ワンテン)」ではボディタイプが異なり、前者は3ドアの5人乗り。後者は5ドアの5人乗り、または5+2シートである。
グレード展開は、標準トリムに加え「S」「SE」「HSE」のほか、1年間限定の「ファーストエディション」をラインナップ。
加えて、標準/SEの両グレードをベースとした日本向け仕様「キュレイテッド・スペック」を設定。できるだけ早い納車を実現する5モデルとして準備された。
キュレイテッド・スペックの5モデル
・90ファブリックシート仕様
・90レザーシート仕様
・110ファブリックシート&5人シート仕様
・110ファブリックシート&7人シート仕様
・110レザーシート&7人シート仕様
シャシー性能は?
ディフェンダーのヘリテージに、ポップなテイストを採り入れたデザインの新型は、走破性、スマートな装備、安全性も充実させている。
具体的には、車体構造が「D7x」に刷新されたことで、従来のラダーフレーム式と比較して軽量化/3倍のねじり剛性を実現。ランドローバー史上最も頑丈なボディになったという。
駆動方式は、もちろんフルタイム4WD。
砂、雪といった路面でも、前後輪のトルク配分を調整。路面状況に応じてシャシー設定を自動制御する「テレイン・レスポンス2」は、7種類のモード(コンフォート、芝生・グラベル・雪、泥地、砂地、エコ、ロック、ウェイド)が用意され、オン/オフ問わず高い走行性能を発揮する。
110に標準装備となる電子制御エア・サスペンション(90ではOP)は、標準の車高より40mm低めることも、145mm高くすることも可能。
最大渡河水深は900mmを実現し、3Dサラウンド・カメラとウェイドセンシングが水位を的確に把握する。
エンジン/内装/価格
新型のエンジンは、2.0L直4ユニット。最高出力300ps/最大トルク40.8kg-mのINGENIUMガソリン・エンジンだ。
ADAS(先進運転支援システム)については、エマージェンシーブレーキ、レーンキープ・アシスト、クルーズコントロールを装備する。
注目はインフォテインメントで、最新世代となる「Pivi Pro」をジャガー・ランドローバーで初採用。次世代タッチスクリーンは直観的に扱え、使用頻度の高いタスクを簡単に操作でき、スムーズに応答する。
また音声操作にも対応し、「Pivi Pro」のインターネット常時接続により様々なオンラインサービスを受けることができる。例えば、AIによるドライバー好みのルート案内も可能だ。
ルーフの積載重量は、走行時で最大168kg、停車時で最大300kg。あらゆるアクティビティの荷物を積みこむことができる。また、フローリングは丈夫なラバー素材で汚れても清掃しやすく、アウトドアなどにも安心だ。
ディフェンダー90の価格
ディフェンダー:499万円
ディフェンダーS:582万円
ディフェンダーSE:648万円
ディフェンダーHSE:730万円
ディフェンダー・ファーストエディション:739万円
ディフェンダー110の価格
ディフェンダー:589万円
ディフェンダーS:663万円
ディフェンダーSE:732万円
ディフェンダーHSE:812万円
ディフェンダー・ファーストエディション:820万円