【限られた規格で】常識を覆した軽自動車5選  決められたサイズの中で各社が創意工夫

公開 : 2020.04.10 05:50  更新 : 2021.10.13 13:54

オートザムAZ-1(1992年)

マツダ5チャンネル当時のオートザムブランドから1992年に発売されたAZ-1。

もともとは89年の東京モーターショーに出展されたモデルがベースとなっているが、まさか当時本当に市販されるとは思っていなかった人も多かったのではないだろうか。

オートザムAZ-1(1992年)
オートザムAZ-1(1992年)

スケルトンモノコックフレームと名付けられたフレームボディは、外板パネルレスでも走行が可能なほどの剛性を持ち合わせており、エンジンはミドシップに搭載。

ドアはガルウィングで、ステアリングのロック・トゥ・ロックは2.2回転と、まさにスーパーカーのそれだった。

スズキジムニー(1970年)

今年で生誕50周年を迎えるジムニーは、1970年に軽自動車初の本格オフロードカーとして誕生。

当時は360ccエンジンの時代であったが、他社の大型オフロードカーに匹敵する走破性を持ちながら、維持費の安い軽自動車であった同車は瞬く間に人気車種となっていった。

スズキ・ジムニー(1970年)
スズキ・ジムニー(1970年)

現在は4世代目となり、ボディサイズや排気量は拡大されたものの、ラダーフレームやリジットサスペンション、パートタイム4WDといった基本は変えることなくその走破性の高さは言わずもがな。

過去には同じような軽のSUVも存在していたが、現在は絶版となっており、ジムニーが唯一無二の存在となっている。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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