【新型コロナウイルス】クルマ好きにおススメ 自宅でのお楽しみ 映画&テレビ編
公開 : 2020.04.16 19:50
英国版AUTOCAR YouTubeチャンネル
手前味噌になるが、英国版AUTOCARのYouTubeチャンネル(76万人という視聴者登録数は決して誇張ではない)では、思わず魅了される1000以上の映像を楽しむことが出来る。
ニュースやレビュー、グループテストだけでなく、時にはバカバカしいと思える特集まで、毎週新たな映像がアップされている。
すべて無料なのだから、「いいね」と視聴者登録を是非!
ユーズドカーズ
80年代に米国で制作されたこのコメディ映画には大量のクルマが登場するが、そのほとんどがボロボロで名前もよく分からない四角いシボレーか、クロームメッキ満載の50年代から60年代にかけて作り出されたフォードだ。
それでも、この映画では素晴らしい役者であるカート・ラッセルと、さらに偉大なハリウッドが誇る性格俳優、ジャック・ウォーデンの姿を目にすることが出来る。
ライバル関係にある中古車販売店同士の争いを描いたこの映画のストーリーは、言ってみれば1マイル(1.6km)分の中古車を集めるだけの話でしかない。
だが、ネタばらしをするつもりはないが、そのために強烈に荒っぽい運転が繰り広げられるのだ。
グランプリ
映像の美しさという点ではスティーブ・マックイーンの「栄光のル・マン」も素晴らしいが、1本の映画として見た場合、ストーリーの完成度ではこちらの作品の方がはるかに高いと言えるだろう。
主演を務めたのは、実生活でもマックイーンやポール・ニューマンと並ぶカーガイとして有名なジェームズ・ガーナーだが、ボブ・ターナー役のグラハム・ヒルなど、この映画には製作に協力したレーサーたちのカメオ出演を探すという楽しみもある。
さらに、どれが本物のF1マシンでどれがF3カーを偽装したものかを見分けるというお楽しみまで用意されているのだ。
UPPITY
白人のものだと思われていたモータースポーツの世界で、ドライバーとして優れた才能を持ちながら、黒人という理由だけでさまざまな困難に直面し、時には挫折も味わったウィリー・T・リブスの物語だ。
レース資金に困っていた英国フォーミュラ・フォードのチャンピオン、リブス(自らの才能にいささかの疑いも持たなかった彼の話には魅了される)は、彼をサポートしてくれるひとびとを見つけ出すことで、すべて成功したとは言えないが、F1やナスカー、インディに挑戦している。
APEX: The Secret Race Across America
映画「キャノンボール」のリアル版であり、この作品は最高の危険と興奮を味わわせてくれる。
ラッパーのアイス-Tと、かつてガムボール・ラリーと呼ばれる長距離ツーリングイベントで活躍したアレックス・ロイは、映画「キャノンボール」に刺激を受け、アンダーグラウンドな米国横断レースの実現を模索していた。
2006年、ロイがBMW M5の改造車両で、1983年に作られたニューヨークからロスアンゼルスまでの大陸横断32時間という記録を更新するため、リハーサルとして完全に非合法な挑戦を行っている。
あまりの大胆さに思わず魅了されるが、決して自ら挑戦しようなどと思ってはいけない。