【新型コロナウイルス】クルマ好きにおススメ 自宅でのお楽しみ 書籍編
公開 : 2020.04.19 18:50
新型コロナウイルス感染拡大に伴い外出制限を受けても、クルマ好きには自宅にいながらにして楽しむことの出来るさまざまな方法が残されています。過去の名作映画やテレビ、最新のゲームなど、50のお楽しみをご紹介します。
もくじ
ーA RACING DRIVER’S WORLD:ルドルフ・カラツィオラ著
ーHELLO WORLD:ハンナ・フライ著
ーTHE UNFAIR ADVANTAGE:マーク・ダナヒュー著
ーBANGERNOMICS BIBLE:ジェームス・ルパート著
ーCAR GUYS vs BEAN COUNTERS:ボブ・ルッツ著
ーHOW TO BUILD A CAR:エイドリアン・ニューウェイ著
ーヘインズ整備マニュアル
ーHIGH PERFORMANCE:ピーター・グリムズデール著
ーCARS: ACCELERATING THE MODERN WORLD:ブレンダン・コーミエ著
ーDRIVING WITH THE DEVIL:ニール・トンプソン著
A RACING DRIVER’S WORLD:ルドルフ・カラツィオラ著
黎明期に活躍したF1レーサーのほとんどが若くしてこの世を去ったなか、自伝を執筆出来たルドルフ・カラツィオラは非常に稀な存在と言えるかも知れない。
この才能豊かなドイツ人は1920年代から1950年代にかけて、アルファ・ロメオとメルセデス・ベンツからレースに参戦しており、6度の母国グランプリ優勝や1931年のミッレミリアでの劇的な勝利とともに、数々のクラッシュを生き延びてきた。
彼は優れた表現力の持ち主でもあり、「レーシングドライバーという人間はハンターでもある」や、「事故が起こる度に新たな安全策が模索されるが、死というものは必ず新たな方法で犠牲者を見つけ出す」などの名言を残している。
HELLO WORLD:ハンナ・フライ著
厳密に言えばクルマの本ではないが、このハンナ・フライの読みやすい1冊のほとんどが自動車に捧げられている。
理論とテクノロジー、そしてなによりも自律運転モデルに対するひとびとの認識に関するこの広範で慎重な調査結果は、機械に運転を任せられるようになる日は想像以上に遠いということを教えてくれる。
THE UNFAIR ADVANTAGE:マーク・ダナヒュー著
トランザム・シリーズからインディ、カンナム、そしてF1まで、マーク・ダナヒューがステアリングを握ってレースを戦ったすべてのマシンを通して、彼の人生が描かれている。
彼の驚異的な記憶力も信じられないが、数々のマシンに関する冷静な著述が、こうしたマシンをさらに魅力的にしている。
優れたエンジニア、信じられないほどのドライバー、そして偉大な人物でもあったダナヒューを描いた一冊だが、執筆直後に彼が命を落としたことで悲しい遺作ともなっている。
BANGERNOMICS BIBLE:ジェームス・ルパート著
破算せず魅了されること間違いなしのユーズドモデルを手に入れる唯一無二の方法が書かれた、バンガーノミクスの教祖によるバイブルだ。
英国版AUTOCARスタッフでもあるジェームス・ルパートは、この一冊を「時代を超越した真理」だと話しているが、要はこの本に書かれているすべてがこれからも通用すると言いたかったのだろう。
この新たなジャンルを創り出した一冊は、その高い人気からルパートの手元にも残っていないが、いまなら「完ぺきに現代的な」pdf版を、ルパートが運営するバンガーノミクスのウェブサイトからわずか1.97ポンド(266円)で手に入れることが出来る。