【最高賞に】フェラーリSF90ストラダーレ 独レッド・ドットの大賞に 跳ね馬、6度目の受賞
公開 : 2020.04.14 17:33
フェラーリ「SF90ストラダーレ」が、独デザイン賞の大賞に輝きました。内燃エンジンと3基のモーターで最高出力1000psを発揮するPHEVです。ローマ、F8トリビュートもそれぞれ各賞を受賞しました。
最高出力1000psのPHEV
フェラーリ初の量産型プラグイン・ハイブリッド・モデル「SF90ストラダーレ」が、世界的デザインアワードの最高賞を受賞した。
レッド・ドット賞は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催する約60年の歴史を持つデザイン賞。幅広いカテゴリーの工業製品から、革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査される。
そのデザイン業界における最も栄誉ある賞の1つで、2020年の最高賞である「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」にSF90ストラダーレが選ばれたのだ。
SF90ストラダーレは、システム最高出力1000psを発揮し、1.57kg/psというパワー・ウエイト・レシオによる圧倒的な走りを追求した新世代フェラーリ。
過去にはモンツァSP1も
同社は、最高賞であるベスト・オブ・ザ・ベスト賞をこれまでにFXX-K、488 GTB、J50、ポルトフィーノ、モンツァSP1といった5つのモデルで獲得してきた。
こうした表彰は、フェラーリ・スタイリング・センターの活動が第3者の評価として形になったもの。同センターでは、フラビオ・マンツォーニによる指揮のもと、特徴的なデザインが考案されたり、跳ね馬のDNAを宿したフォルム・機能に対して理解を深めている。
なお、今回の受賞にあわせて新型車フェラーリ・ローマ、F8トリビュートもそれぞれレッド・ドット賞の各賞を獲得している。
2015年以来、フェラーリは17もの賞を獲得しているが、これほどの結果を残している自動車メーカーはフェラーリ以外に存在していない。
2020年の受賞セレモニーは、6月22日にドイツのエッセンで開催される予定だ。