ロードテスト BMW 2シリーズ・グランクーペ  ★★★★★★☆☆☆☆

公開 : 2020.04.18 11:50

使い勝手 ★★★★★★★★★☆

インフォテインメント

インフォテインメントシステムのライブコックピットプラスのディスプレイは、エントリーグレードのスポーツでは8.8インチだが、Mスポーツでは10.25インチにアップグレードされる。表示はすばらしく鮮明で、グラフィックはなめらかで見やすい。

システムの操作もイージーで、慣れるまでにそう時間はかからないが、これはBMWが相変わらず装備している例の使いやすいロータリー式コントローラーによるところが大きい。さらに実体式のショートカットボタンも用意されているため、走行中にも扱いやすい。

ロータリー式コントローラーと実体式ショートカットボタンにより、走行中でも操作しやすい。
ロータリー式コントローラーと実体式ショートカットボタンにより、走行中でも操作しやすい。    JOHN BRADSHAW

ナビゲーションシステムやデジタルラジオ、Bluetoothなど、標準装備の内容も充実している。Apple CarPlayがインストールされていなかったが、BMWによれば遠からず標準装備に加わるとのことだ。

今回のテスト車は、1500ポンド(約21万円)のテクノロジーパッケージを装着していた。これにはヘッドアップディスプレイや便利なスマートフォンのワイアレス充電パッドが含まれ、wi-fiにも対応している。

燈火類

2シリーズ・グランクーペは、全車にフルLEDヘッドライトが標準装備される。テスト車はテクノロジーパッケージを装着していたため、ハイビームアシストが加わっていた。

ステアリングとペダル

すばらしく広い調整幅により、ドライビングポジションはこの上なくみごとなもの。ブレーキペダルはセンターに配置され、左足ブレーキも難しくない。

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