【よりダイナミックなスタイリング】VWティグアン フェイスリフト 公式スケッチを公開 今夏発表 欧州
公開 : 2020.04.22 11:20
VWのティグアン・フェイスリフトのデザイン画が公開されました。ダイナミックな外観と新しい技術が採用され、PHEV、ガソリン、ディーゼルで提供されるそうです。ホットなRバージョンもそれに続く可能性があります。
ティグアンのフェイスリフトモデル
この夏に発表が予定されている、フォルクスワーゲンの人気のコンパクトSUV、ティグアンのフェイスリフトモデルのスケッチが初めて公開された。
第2世代のティグアンは、2016年の発売以来、同社のベストセラーモデルとなっている。
昨年は、標準モデルおよび拡張ホイールベースのオールスペース・バージョンを合わせて、91万926台が生産された。
標準のティグアンが、まず最初にフェイスリフトを受け、その後すぐにオールスペースが続く予定となっている。
ホットなRパフォーマンスバージョンの計画もあるようだ。
ティグアンのマーケティングボス、ヘンドリック・ムトによるプレゼンテーションの一部として示された、このスケッチからは、同社の燃焼エンジンモデルの、最新のトレンドとなっている、新しいグリルとフロントバンパーのデザインが確認できる。
ティグアンのフェイスリフトモデルについて、ムトは「デザインに大きな変化があるでしょう。まったく新しいフロントを備え、よりダイナミックな外観となります」と述べている。
LEDフロントライトとリアライトが標準装備され、同社のマトリックスLED「IQライト」がオプションで用意される。
Rバージョンも登場か
インテリアには、第8世代のゴルフおよび新しいパサートと同様の「デジタル化とコネクテッド・テクノロジー」が追加される。
VWのインフォテインメント・システムの最新バージョンが採用され、従来のボタンとスイッチが大幅に減らされると予想されている。
210km/hのスピードまでの部分自動運転機能を含む、ゴルフに導入された最新のドライビングアシスト・システムも採用される。
GTEのプラグインハイブリッド・バージョンが搭載され、また、最新のゴルフで導入されたTSIガソリンおよびTDIディーゼルエンジンの、最新のEvoバージョンも採用される。
ガソリンとディーゼルの両方に、TDIユニットへの「ツインドーシング」テクノロジーの採用を含む、CO2排出量を削減するための多くの技術が採用されている。
ラインナップの単純化が予想されているティグアンだが、「より表現力豊かな」Rラインバージョンの継続が期待されている。
最近ニュルブルクリンクで、テストを行う様子が撮影されている、ティグアンRについて、ムトはコメントはしなかったが「パフォーマンスに特価したモデル」があると述べている。
「早い段階で登場するでしょう。楽しみに待っていてください」と付け加えた。
画像 VW ティグアン、レンジローバー・イヴォーク、ボルボXC40、マツダ CX-5、BMW X1【ライバル比較】 全54枚