フランクフルト・モーターショー:インフィニティQ30コンセプト
公開 : 2013.09.10 17:00 更新 : 2017.06.01 02:15
インフィニティは、フランクフルトモーターショーにおいてQ30を公開した。
メルセデスのAクラスに使用される新しいフロント・ドライブ・プラットフォームをベースとしたモデルで、今までのインフィニティよりも若いユーザーを狙ったモデルでもある。その生産は、北米のサンダーランド工場で行われ、1年につき50,000台の生産を計画している。
Q30は、Q50に次ぐ(現在1年につき65,000台を販売している)大きなセールス・ボリュームを持つモデルとなる予定だ。
インフィニティ社長のヨハン・ダ・ネイシンは、「インフィニティは、若く、トレンドをつくりだしていくブランド、よりエキサイティングなブランドになろうとしています。インフィニティQ50、そしてQ30コンセプトがこの使命を果たします。」とコメントしている。
インフィニティのエグゼクティブ・デザイン・ダイレクターのアルフォンソ・アルバイサは、「Q30コンセプトはカテゴリーを打破するクルマであると述べている。Q30コンセプトは、クーペ、ハッチバック、そしてクロスオーバーをも彷彿とさせる。伝統的な価値観に従うのではなく、自分独自のユニークな経験をしたいと考えている若いお客さま向けにデザインしているのです。」と語った。
Q30コンセプトはコンセプト・モデルではあるものの、2015年の生産に向け、そのデザインの95%は確定していると思われる。そのサイズは全長4460mm、全高1470mm、全幅1850mmで、アウディA3よりも168mm長く、83mm広く、50mm高い。ドライビング・ポジションはAクラスよりも高く、全体の車高も37mm高い。