【5000万食の食糧で】北米スバル 全米最大のフードバンクを支援 新型コロナウイルス
公開 : 2020.04.21 20:16 更新 : 2020.04.21 21:15
スバルの北米法人が、新型肺炎の感染拡大に揺れるアメリカ社会をサポート。5000万食の食糧を、困難に直面している人々に提供していきます。フードバンク活動が根付いているアメリカからレポートです。
フィーディング・アメリカをサポート
スバルの北米法人が、新型コロナウイルスの感染拡大により支援が必要な人々に向けて、5000万食の食糧を提供することが分かった。
これは、アメリカ最大のフードバンク・ネットワークを運営する「フィーディング・アメリカ」とともに発表されたもので、北米スバル、そして地域ディーラー2社がこの活動にあたっていく。
フードバンクとは、企業や外食産業から食品の提供・寄附を受けて生活困窮者に配給する活動で、アメリカには根付いている。
今回の支援により、パンデミックによって全米で最も被害を受けた人々に、フィーディング・アメリカのネットワークが手を差し伸べ、食べ物が提供されることになる。
実は、COVID-19が全米を襲う以前から、飢えは3700万人のアメリカ人が直面する問題となっていた。しかも、子供がこのなかの1100万人を占める。
フードバンク網が食品を提供
外出自粛・禁止、雇用不安、食料の供給不足、フードバンクに押し寄せる声。こうした困難に、多くの人々がおびえている。たいへん難しい時期ではあるが、北米スバルのサポートによって、助けが必要な人達を支える活動が加速する。
フィーディング・アメリカは全米200拠点におよぶフードバンク網を運営する主体だ。
1ドルの寄付によって、(傘下のフードバンクを代表して)フィーディング・アメリカは少なくとも10食分の食品を提供することができる。
今回のパートナーシップによって、北米スバル、さらに633拠点におよぶ全米のスバル・ディーラーが、地元のフードバンクと関係を深めていくことが期待される。