8月25日、富士スピードウェイ・ショートコースにて『Delta Cup 2013』が開催され、今年も沢山のデルタと仲間達が集まりました。クラブ発足から二年後、1994年に富士高原サーキット（小さなカート場）で始まったデルタカップも今年で19年、18回の開催となりました。

デルタカップは、SS-1〜SS-2の周回ベストタイムと、一台ずつグリッドスタートで一周のタイムを計測するSS-3（勝敗を左右するミスの許されない一発勝負）の合計タイムを争う競技で、ドライバーのスキルや車両の改造度合いに合わせて４つのクラスに別けられています。

これまでデルタカップは天候に恵まれて来ましたが、朝から雨が降るあいにくの天候で、初のウエット開催となりました。車両がコースインする頃には雨は止んでいましたが、コースの路面はウエットで多くの車両がスピン。上位クラスが走行したSS-2午後の部でまた少し雨が降り出しタイムを伸ばすのも難し状態に。Sタイヤの優位性も無くなった今回は、各クラスでタイムも入り乱れ勝敗は全く分からない展開に。最後のSS-3中盤で今度はコース全体が霧に包まれ、コース奥の看板も見えないほど視界が悪くなり、これもまた初となるコース側よりライトオンの指示。

天候には恵まれなかった今回のデルタカップですが、多くのドライバーが雨のサーキット走行でタイヤの性能やブレーキングなど、良い体験になったのではないでしょうか。

Delta Cup 2013　リザルト
http://atnd.org/event/deltacup2013