【トヨタ最小SUV】トヨタ・ヤリス・クロス、発表 ヤリスと共通点多く ハイブリッド採用

公開 : 2020.04.23 18:04  更新 : 2021.02.02 10:28

トヨタは、ヤリス・クロスを発表しました。欧州市場に向けモデルです。名前のとおり小型ハッチバックのヤリスと多くを共有します。この記事では、現時点でわかっているボディサイズ/パワートレインをお伝えします。

トヨタヤリス・クロス、欧州で発表

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translation:Taro Ueno(上野太朗)

トヨタは、ヤリス・クロスを発表した。欧州市場に向けたモデルだ。

下敷きにするのは「TNGA-B」と呼ばれるプラットフォームで、ヤリスと多くの部分を共有する。生産はトヨタのフランス工場でおこなわれる予定。

トヨタ・ヤリス・クロス
トヨタ・ヤリス・クロス

ホイールベースはヤリスと等しい2560mm。全長はヤリスより240mm長い4180mmとなる。

最低地上高はヤリスより30mm高く、全高は1560mm(ヤリスより90mm高い)。

全幅は1765mm。ヤリスより20mmワイドになった。

トヨタ・ヤリス・クロスのパワートレイン

AUTOCARの本拠地、英国での販売は2020年末の予定。ガソリン-電気ハイブリッド(第4世代)を採用する見込みだ。

具体的に、内燃機関は1.5L 3気筒ガソリンユニットとなる。最高出力/最大トルクは80ps/10.5kg-mの見込み。

トヨタ・ヤリス・クロス
トヨタ・ヤリス・クロス

水冷式のリチウムイオンバッテリー(85kW)を組み合わせ、低速域は電力のみの走行も可。

駆動方式は4WDまたはFFから選べる。CO2排出量は、前者が135g/km以下、後者が120g/km以下となる。

価格は現時点で未発表。日本導入についても現時点で未発表。

トヨタは「SUVと小型車のヘリテージを混ぜ合わせた」と表現する。C-HRの弟分という位置づけで差し支えないだろう。

続報が入り次第、詳細をお伝えする。

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