【トリビア】知ってた? クルマに隠された20の秘密 有名なことから、あまり知られていないことまで
公開 : 2020.05.12 09:56
自動緊急ブレーキ(AEB)
自動緊急ブレーキ技術(AEB)はカメラまたはレーダー、もしくはその両方を用いて前走車との距離を測定する。
普段はバックグラウンドで動作しその存在を感じることはないが、衝突が差し迫っていると判断するとブレーキにより介入する。
すべての事故を回避できるわけではないが、その被害を軽減することはできるだろう。衝突時の速度が低下すれば、乗員やクルマへのダメージは小さくなるはずだ。
AEBは欧州で2022年以降に販売される新車に義務付けられる運転支援装備の1つだ。繰り返しになるが、この技術はドライバーの代わりになるものではなく、レーダーを過信して注意が散漫になってはいけない。
隠し小物入れ
クルマには、外から貴重品が見えないようにするための隠し小物入れが複数存在する。その場所はモデルによって様々だ。
時には足元に存在したり、荷室のフロア下であったり、シートの下に存在する例もある。
例えば最近のキャデラックでは、クライメートコントロールのパネルの裏側に小物入れが用意されている。
パーキングチケット・ホルダー
一部のモデルには、ウィンドシールドに透明なプラスティックのクリップが取りつけられている。
このクリップにパーキングチケットを挟み込むことにより、駐車料金を適正に払っていることを示すことができる。
もし標準装備されていなくても、オンラインで安価に購入することができる。
これは決して高い買い物ではないはずだ。わたしは以前パーキングチケットがダッシュボードに入り込み、900デンマーク・クローネ(1万4000円)払う羽目になった。
買い物袋ホルダー
買い物袋のためのフックを最初に採用したのは1996年の日産アルメーラだといわれている。
このプラスティック製フックにバッグをかけることで、熱くて美味しい、そして時には汚れの原因にもなる食べ物を水平に保つことができるのだ。
多くのメーカーが同様の装備を採用し、写真のボルボXC40ではグローブボックスに取りつけられている。
ワイパーのサービス・ポジション
フォルクスワーゲン・グループをはじめとしたいくつかのメーカーのクルマは、ワイパーがボンネットの下に隠れるため起こすことができない。
ブレードを交換するには、ボンネットを閉め、イグニッションをいったんオンにしてからオフにし、ワイパーレバーを下げると良い。
するとワイパーが上がった状態で固定されるのだ。交換が済んだらイグニッションをオンにし、レバーを再び押せば元の位置に戻る。