【トリビア】知ってた? クルマに隠された20の秘密 有名なことから、あまり知られていないことまで
公開 : 2020.05.12 09:56
OBD2ポート
最近のクルマにはすべてOBD2ポートが備えられている。その場所はモデルごとによってまちまちだが、ダッシュボードの下やセンターコンソールの中に取りつけられている場合が多い。
このポートを使えば、車両に蓄えられた情報に簡単にアクセスすることができる。多くの場合、オンラインで格安で売られているアダプターとスマートフォンアプリさえあれば、エラーコードを解析可能だ。
鍵の中に隠された鍵
キーレスエントリーは素晴らしく便利な機能だが、バッテリーがなくなれば解錠することはできない。
ロードサービスを呼ぶ前に、電子キーに隠された金属製の鍵を探してみよう。
小さなボタンを押せば取り外せることが多く、これを使えば昔ながらのやりかたでアンロックできる。
サービスインジケータのリセット
自分でメンテナンスを行うなら、サービスインジケータのリセット方法を知っておく必要がある。
どのクルマにも通用する普遍的な手順があるわけではないが、大抵の場合は自分で消す方法が用意されている。オンラインで調べてみよう。
例えばルノーの一部モデルの場合、イグニションをオンにし、アクセルを奥まで踏み込み、ブレーキを3回踏んでからメーターパネル内のボタン操作でリセットができる。
これを知っておけば、オイル交換をするたびに整備工場に行く必要もなくなるのだ。
ブランドごとのイースターエッグ
クルマの開発はどんどん複雑かつコストのかかるものになっている。とはいえ、これはクリエイティビティを放棄して良い理由ではない。
一部のメーカーはキャビンやボディにイースターエッグを用意し、クルマを単なる道具にしないための遊び心を残している。
ジープは特に顕著だ。現行または先代のラングラー(画像)を見ると、いたるところに初代ウィリーズをイメージさせるデザインが施されている。
テスラも良く使う手法だが、こちらの場合ほとんどがタッチスクリーンのインフォテインメント・システムに隠されている。
前のオーナーの遺物
クルマはオーナーによって育てられるものだ。
今までに見てきた例では、シムカ1100の運転席ドアのパネルにフラッシュライト・ホルダーが取りつけられていたり、プジョー205のボディ下にスペアキーが隠されていたこともあった。
ルノー4のバッテリー消耗を防ぐためのサーキットブレーカーが取りつけられていたり、シトロエン2CVに木製ベンチシートが取りつけられていた例もある。
さらにはメルセデス・ベンツ300Dのヒューズボックスカバーに家族写真が隠してあったこともある。