【最新スパイショット】メルセデス 第7世代Sクラス ハイブリット 2021年発売 英国
公開 : 2020.05.04 18:00
2021年に英国で発売予定の、第7世代Sクラスのテスト車両が発見されました。現行モデルの曲線的なデザインを引き継ぎつつも、革新的なスタイリングをもつ、先端技術が搭載されたハイブリットモデルとなるそうです。
第7世代 Sクラス
2021年、メルセデス・ベンツは、Sクラスのフラッグシップ・サルーンを新世代に移行する。
カモフラージュされたプロトタイプからは、現行モデルの曲線的なデザインを、引き継いでいることがわかる。
フロントエンドは再設計され、新しい世代のCLSからインスピレーションを得たライトが採用されている。
以前のスパイショットからは、大型の縦向きの中央タッチスクリーンと、新しくデザインされたキャビンが確認されている。
テスラ・スタイルのディスプレイは、メルセデスが以前のモデルで提供していた、どのディスプレイよりも大幅に大きくなっている。
下半分は温度調節機能専用となっており、その下にタッチ式のショートカットボタンがある。
ブランドのトレードマークであるデジタルダイヤルが採用される一方で、機能と使いやすさを向上するため、同社の新しいMBUXユーザーインターフェイスが、さらに更新される可能性がある。
第7世代のSクラスは、さまざまな新しい電動化パワートレインと、高度なドライビング・アシスト機能を備え、同社の最先端技術を搭載するシリーズとなる。
快適さと技術レベルを向上させ、アウディA8やBMW 7シリーズなどのライバルを圧倒することを目標としている。
新しいメルセデスのフラッグシップは、2021年に英国で発売予定となっており、標準バージョンは、さまざまなプラグインハイブリッドで提供される。
2022年にEQS発売
関係者によると、新しいEQ電気自動車サブ・フラッグシップ・モデルとして、エアロダイナミクスが最適化された、純粋な電気バージョンの導入も予定されているとのことだ。
2022年に発売予定となっている、EQSのバッジを付けた新しいモデルは、最新のWLTPテストサイクルで、500kmの航続距離を提供する。
Sクラスのプラグインハイブリッド・バージョンは、ゼロエミッションでの航続距離100kmを達成する。
フロントとリアのアクスル間のドライブの配分が完全に可変の、新しく開発された4マティック四輪駆動システムをオプションで備える。
EQSは、今後6年以内に10を超える純EVモデルを、英国市場に導入するという、90億ポンド(1兆2000億円)規模の同社のプログラムの一環として、投入される。
これまでのように、2つの異なるホイールベースを備えた、標準のSクラスを提供することはないようだ。
公式にはされていないが、新しいSクラスを、約5280mmのロングホイールベースのみで提供することが決まったため、Eクラスの全長を4920mmに伸ばしたと言われている。
標準のSクラスは、MRAプラットフォームを使用するが、より技術的に高度な四輪駆動EQSは、新しいEV専用モジュール式アーキテクチャMEA(Modular Electric Architecture)をベースとする、初のメルセデス・ベンツ・モデルとなる。
MEAは、小型のEQモデル向けの基盤とは異なり、バッテリーを格納するためのフラットフロアを備えた、EV専用のアーキテクチャとして全く新しく開発された。