【詳細データテスト】 ジャガーFタイプ V8の延命は大歓迎 FRならなおよし
公開 : 2020.05.09 11:50 更新 : 2021.02.19 04:33
使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆
インフォテインメント
これまでのFタイプに装備されていた旧式のインフォテインメントシステムは、10.0インチのディスプレイを用いたジャガーの最新バージョンであるインコントロール・タッチ・プロに差し替えられた。
オンラインで音楽を楽しむこともできる。ダウンロードはジャガーが用意したアプリのほか、Apple CarPlayやAndroid Autoを経由して行うこともできる。
ただ、正直な話、そこそこのシステムといったところで、すばらしいというほどではない。レイアウトはなかなか優れた使い勝手をもたらすが、操作に対するわずかなタイムラグは相変わらず残っている。また、ホーム画面のレイアウトは、思いのほか柔軟に設定を変更できるものではない。
オーディオの選択肢は2通り準備されている。いずれもメリディアン製だ。標準仕様は400Wをわずかに切る出力の10スピーカーで、990ポンド(約13.9万円)のプレミアムシステムは770Wアンプと12スピーカーを備える。
テスト車に装着されていたのは標準オーディオ。しかし、それでも十分すぎるほどパワフルで、音の明瞭さもなかなかよかった。