【いちど見たら忘れられない!?】画像で紹介 リアウイングが特徴的なクルマ 21選
公開 : 2020.05.10 08:50 更新 : 2021.02.17 17:44
トヨタ・スープラ(1993)
4代目となるA80型の登場まで、スープラは比較的当たり障りのないクーペであった。しかし流麗なボディを纏いオプションで大型リアスポイラーも用意されたA80型は多くのファンを惹きつけた。
他の派手なエアロパーツや凹凸をつけることなく、この大型ウイングが世界を魅了したのである。
先代よりも100kg軽いボディに330ps(欧州仕様)というパワーにより、最高速度は285km/hに達した。
高速域でも安定した走りを実現するために取りつけられたスポイラーにより、この世代のスープラはモダン・クラシックとして知名度を高めている。
スバル・インプレッサ22B(1998)
スバル・インプレッサの中でもさらに速いモデルは存在するが、22Bを特徴づけるものは多い。
その代表的なものは、WRCカーから取ってつけたかのような派手なリアスポイラーだろう。これはウイングのエッジが可動式となっており、その角度を調整することができる。
実際にはWRCのラリーカーのものとは異なるデザインだが、400台の生産枠は24時間で埋まってしまうほどの人気であった。
スバルは英国向けにさらに16台、オーストラリア向けに5台、そしてコリン・マクレー、ニッキー・グリスと、そしてプロドライブのデイビッド・ラップワース用にシリアル「000」の3台を製造した。
TVRサガリス(2003)
サガリスはピーター・ウィーラー時代のTVRの集大成として位置付けられるクルマだ。
電子制御を排除したピュアかつエキサイティングなクルマであり、ドライバーを助けてくれるのは透明なリアスポイラーだけであった。
他のTVR車と同様、このリアスポイラーは確実に効果を発揮するものであり、同社史上最高のクルマと評価された。
最高出力は400ps、最高速度は314km/hに達する。
ダッジ・バイパーACR(2008)
ダッジ・バイパーにアメリカン・クラブ・レーシング(ACR)の名称が与えられたのには明確な意図があった。それはACRマシンの敷居を下げ、誰にでもレース参加ができるようにというものだ。
ダッジは先代のSR II型にも同様のモデルを設定したが、2008年のZB IIで初めて巨大なカーボンファイバー製リアウイングを装着し、これがバイパーを象徴するものとなった。
ACRはストリート・リーガルだが、このウイングは見掛け倒しではなく240km/hで455kgものダウンフォースを発生する。
これは調整式フロントスプリッターとの組み合わせによりもので、スタンダードなロードバージョンの10倍に相当する。