【民主主義より専制主義?】元F1世界の独裁者 バーニー・エクレストンにインタビュー 後編

公開 : 2020.06.14 18:50

番外編:バーニーに訊く その3

贈賄罪での起訴を逃れるための1億ポンドの支払について

贈賄など行っていませんが、相手が収監されていたため証明出来ませんでした。お金を贈ることは罪ではなく、カジノに行ってチップで遊ぶようなものであり、お金を失ったとは思わないでしょう。実際、検察官は素晴らしい人物でした。10年間収監される可能性があったのですから、妥当な金額だと思っています。

弁護士

非常にコストが掛かります。せっかくお金を払うなら女性に払いたいと思います。それでも、時には彼らが必要となるのです。

フランク・ウィリアムズ

エクレストンとキャリーの関係にまったく問題はない。
エクレストンとキャリーの関係にまったく問題はない。

長年に渡ってフランクをサポートして来ました。状況が厳しくなると彼はわたしのところにやってきてお金を借りていきました。現れては500ポンド借りたいと言うので、火曜に返すことを条件に貸してあげました。約束通り火曜日にお金を返しに来ては、お茶を飲んで話をするのですが、また700ポンド貸してくれないかと言うのです…

F1から排除されたことについて

実際、何とも思っていません。このオフィスにチェイス・キャリーがやって来て、どうなっているかを説明し、法律文書にサインを求められました。中味を確認することなくサインしています。そんな時間はありません。すでに彼が説明してくれていました。

AUTOCAR

もちろんAUTOCARのことは知っています。実際読んだこともあります。それでも、自動車売買を行っていた時も広告を出稿しようとは思いませんでした。ひとびとが欲しがるクルマを仕入れていましたから、広告費は利益を減らすだけです。

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