【420psのアウトバーン級を楽しむ】アウディRS4(B7) 英国版中古車ガイド
公開 : 2020.05.18 10:20 更新 : 2021.07.12 18:46
知っておくべきこと
ダイナミック・ライド・コントロールは、クルマの対角線上のダンパーを油圧ラインで結び、コーナリング時のロールやピッチングを抑えるシステム。右前と左後、左前と右後がリンクされる。
効果的なシステムで、AUTOCARは新車時のテストで、クルマの安定性を高く評価している。だが、圧力を保つことが重要。シールは経年劣化で膨らみ、フルードが漏れ、ショックアブソーバーの圧力を下げてしまう。修理は安くは済まない。
いくら払うべき?
1万ポンド(135万円)〜1万3999ポンド(189万円)
英国では16万km以上の、走行距離の多いサルーンが中心。中には整備記録がしっかり残るクルマも含まれる。
1万4000ポンド(190万円)〜1万6999ポンド(229万円)
サルーンが中心だが、アバントとカブリオレも含まれてくる。多くは状態良好で、走行距離は12万8000kmくらいまで下がってくる。
1万7000ポンド(230万円)〜2万1999ポンド(297万円)
かなり状態の良いクルマが何台か。
2万2000ポンド(280万円)〜2万8000ポンド(378万円)
走行距離4万8000km以下の、極上車が中心。
英国で掘り出し物を発見
アウディRS4 登録:2006年 走行:15万9300km 価格:1万2989ポンド(175万円)
アウディのディーラーで整備を受けてきた、状態の良いサルーン。2006年式で14万8000kmの、個人売買車両も同等の値段で見つかった。こちらの場合、ビルシュタイン製のショックアブソーバーと、オイルクーラーのパイプが交換済み。カーボン除去もされ、ピレリPゼロ・タイヤを履いている。