【前後ともにF1.8】ケンウッド 2カメラ式ドラレコ「DRV-MR450」 後方スモークガラスに対応
公開 : 2020.05.18 12:56 更新 : 2021.03.05 21:29
ドライブレコードの新製品がKENWOODから登場。前・後を同時撮影できる2カメラ式です。両カメラともにF値1.8のレンズを採用し、HD録画も対応。リアは、スモークガラスでも大丈夫。運転支援機能も付きました。
スモーク・シースルー搭載
ユーザーが、より高画質なモデルを求めるようになった2020年のドラレコ市場。
常に出荷台数のトップを争うケンウッド・ブランドから、新型が発表された。前方・後方の同時録画ができる2カメラ・ドライブレコーダー「DRV-MR450」の登場である。
フロントカメラ・リアカメラの両方に、F1.8の明るいレンズを採用したのが特徴。夜間・トンネルなどの暗いシーンの撮影に強いうえ、総合的に画質を向上させることになった。
前・後のカメラともにフルハイビジョン録画に対応しているから、ナンバープレート/標識というディテールの撮影においても心強い。
また、フロントカメラは「水平122°/垂直63°/対角150°」という広視野角レンズで、HDR機能も搭載。広い範囲で記録するうえ、トンネルの出入り口など明暗差の大きなシーンでも安定した録画ができる。
そのうえ、リアカメラには「スモーク・シースルー機能」を搭載。リア・ガラスがスモークガラスのクルマに対応した人気機能だ。リア・ガラスのタイプに合わせて設定を3段階で調整でき、後方の映像も明るく鮮明に録画する。
さらに「SDカード・メンテナンスフリー機能」により、SDカードのフォーマットを不要にした。高画質・高精細録画を実現するとともに、万一の際の録画エラーを防ぐものとなっている。
24h駐車監視、運転支援機能も
嬉しいのは、最長24時間の「駐車監視録画」に対応していること。
別売りの車載電源ケーブル「CA-DR350」を使用すれば、駐車中の衝撃・動体を検知し、検知前(5秒間)と検知後(15秒間)の計20秒間を録画する。また、監視録画が終了する前に、さらに衝撃・動体を検知すると、最大1分間延長して記録するというもの。
DRV-MR450では、ドライブをサポートする「運転支援機能」も搭載した。
・前方衝突警告
・車線逸脱警告
・発進遅れ警告
・リフレッシュ通知
・エコドライブ表示機能
このうち車線逸脱警告は、60km/h以上で走行中、現在の車線からはみ出してしまった際に、警告音で知らせてくれる。
また、高感度「GPS」と測位衛星受信回路を搭載しているので、自車位置を記録できるほか、LED信号機への対応、地デジ干渉対策も施されている。
フロントカメラ(メインユニット)のサイズは、W64mm×H62mm×35mm(ブラケット取り付け時高さ:最大92mm)。フロンドウインドウが大きくないクルマにも配慮し、ルームミラー裏への設置を考慮したコンパクトな設計とされている。
DRV-MR450の価格はオープン。税抜きの想定価格は2万5000円前後だ。発売は6月下旬を予定している。