【デイズとどこが違う?】日産ルークス、売れ筋はどのグレード? どの色? 兄弟車はekクロス
公開 : 2020.05.20 05:50
今年(2020年)2月25日、日産ルークスが発表。厳しい社会情勢の中での船出となりましたが、売れ筋のグレードや色をお伝えします。また、これまで発売されていたデイズ・ルークスとの数値上の違いをまとめました。
日産ルークス、ハイグレードが人気
日産「ルークス」は、厳しい社会情勢の中での船出となった。
今年(2020年)2月25日に発表されたルークス。その時点ですでに、新型コロナウイルス感染拡大の影響が出始めていた。
横浜本社ショールームで開催予定だった記者発表会は急きょ、会場内に報道陣を入れない状態でインターネット動画配信のかたちをとった。
発売は3月19日とした。
全国軽自動車協会連合会によると、新型ルークスの販売台数は、2020年3月が7633台、続く4月は7日に全国が緊急事態宣言の対象に。
販売店の営業自粛やユーザーの外出自粛の影響で2868台と伸びず。3月と4月の合計は1万501台にとどまる。
これらの内訳について、日産広報部に回答を求めた。
それによると、グレード別の人気順は、
第1位:ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD)
第2位:ハイウェイスターXプロパイロットエディション(2WD)
第3位:ハイウェイ―スターX(2WD)
と、ハイグレードモデルが売れ筋となっている。
色別では、
第1位:ホワイトパール
第2位:ブラック
第3位:アッシュブランド
となった。
2WDと4WDの販売比率は9:1である。
こうした基礎データを踏まえて、日産として、いや自動車メーカーとして多分初であろうオンラインでの詳細な商品プレゼンテーションに参加した。
コロナ禍「通常パターン」使えない
一般的に、自動車メーカーによる新車の訴求活動は、新車発表の数週間から1か月後あたりに、報道陣向け公道試乗会を開催する。
なかには、新車発表前にプロトタイプ試乗会を、サーキットやメーカーの走行試験場などのクローズドエリアで行う場合がある。
ルークスでは、発表が2月末なので、3月後半から4月上旬あたりに公道試乗会が開かれるはずだったに違いない。
だが、緊急事態宣言が5月14日に39県で解除されても、日産の本拠地である神奈川県および東京都は宣言を継続中だ。
日産社員も原則在宅勤務が継続され、報道陣向け広報車両も取り扱えない状況が続いている。
そこで5月18日、テレビ会議システムを活用して、日産側と自動車ジャーナリストらが情報交換する場が設けられた。
日産から参加した技術者は、ルークスのチーフエンジニアである齊藤雄之氏と車両実験部の永井暁氏だ。
プレゼンは通常の新車試乗会と同じく、商品コンセプト、車両の特長、さらに技術詳細へと進んだ。
この中で、実際のモデル名を記載していないが競合各車や先代モデル、さらにプラットフォームなどを共有化するデイズとの比較などから、ルークスの優位性を強調した。
そもそも、ルークスとはどういうクルマか?