【フェラーリ】伊ミュージアムの一般公開を再開 医療従事者は、入場無料に
公開 : 2020.05.19 16:17 更新 : 2020.05.19 17:33
フェラーリのニュースが届きました。2月から閉館していたマラネッロ、モデナの2つのミュージアムが、とうとう一般公開を再開。世界のフェラーリ・ファンが訪れたい両施設では、医療従事者の入館を無料にします。
2/24以来 約3か月ぶり
新型コロナウイルス感染症のパンデミックで深刻な影響を受けたイタリアは、日常生活を取り戻す動きを歩み始めたところだ。
超高級スポーツカーメーカーのフェラーリも、とうとう5月8日に工場をフル・オペレーションまで復帰させている。
一方で、2月24日から閉館していたフェラーリ・ミュージアム(マラネッロ)、ムゼオ・エンツォ・フェラーリ(モデナ)の両館では、約3か月ぶりに来館者を迎える準備が整った。
現地を訪れれば、「Ferrari at 24 Heures du Mans」「Hypercars」「Grand
Tour」といった企画展示を、すべて見ることができるという。
ミュージアムを再開するにあたって両施設は、イタリア政府の法令に基づき、来館者・スタッフの健康を守るため、新たに様々な対策を講じた。
医療スタッフに感謝の気持ちを
具体的には下記のように、イタリアの省令で示された対策に加えて、フェラーリが工場を再開するために策定した「バック・オン・トラック」プログラムをヒントに、施設に合わせて予防策を導入している。
・入口で来館者全員について検温
・体温が正常の範囲外の来場者は、来館日を変更可能
・6歳未満を除いてマスク着用必須(ミュージアムが無料提供)
・ソーシャルディスタンスを守るフロアマーク設置
・来館時間指定のチケットを用意(人数制限のため)
また、フェラーリは、最前線で働く医療スタッフに改めて感謝を示すため、医療従事者は2020年末まで両ミュージアムへの入場を無料にすると発表している。また、医療関係者の家族も、同期間は割引料金で入場することができる。