【伝説的レーサーから銀幕のスターまで】世界のクルマ好き有名人が最初に手に入れたクルマ 46選 後編
公開 : 2020.05.31 11:50 更新 : 2020.06.01 09:10
ラルフ・ローレン
ラルフ・ローレンの名前はファッション界だけでなく、自動車コレクションでも有名だ。その中には2台のマクラーレンF1をはじめ、ブガッティ・タイプ57Cアトランティック・クーペやフェラーリ250GTOなどが含まれ、時価総額は300億円を超えると言われている。
しかし、すべての始まりはローレンが初めて買ったクルマ、1961年型モーガン4/4だった。
山内一典
山内一典はポリフォニー・デジタル社のCEOで、ソニー・プレイステーション用レース・ゲーム「グランツーリスモ」シリーズの生みの親。ゲームの世界と同じように、山内は現実世界でもクルマのレースを楽しんでいる。日産GT-Rで何度も参戦しているニュルブルクリンク24時間レースでは、クラス優勝したこともある。
そんな山内が初めて手に入れたクルマは、1982年型トヨタ・カローラだった。このクルマで山内は、スポーツ・ドライビングの基本を学んだと語っている。
ボブ・ラッツ
1948年型VWビートル
ボブ・ラッツは自動車業界を先導する企業人の1人だ。これまでBMWやフォード、ゼネラル・モーターズ、クライスラーで優れた経営手腕を振るってきた。
若い頃から自動車に対する情熱を抱いていたラッツが初めて手に入れたクルマは、5年落ちのフォルクスワーゲン・ビートルだった。このクルマで彼は、正しいセダンのあり方と、濡れた路面におけるオーバーステアを学んだ。
アンディ・グリーン
フォード・エスコートMkI
地上における有人自動車の世界記録保持者で、英国王立空軍の士官でもあるアンディ・グリーンだが、最初に運転を覚えた乗物は初代フォード・エスコートだった。
このクルマの最高速度は、1997年にグリーンが記録を樹立したスラストSSCの1228km/hという速度に比べると、どう頑張っても10分の1くらいだろう。
グリーンは現在、ブラッドハウンドLSRのプロジェクトで、新たな記録更新を目指している。
ジェリー・サインフェルド
フォルクスワーゲン・ビートル
米国のコメディアンでトークショーの司会としても知られるジェリー・サインフェルドは、現在ネットフリックスで配信中の「ヴィンテージカーでコーヒーを」という番組のホストを務めている。また、熱心なポルシェ・マニアとしても有名だ。
43台のポルシェを所有しているという噂のサインフェルドは、2016年にコレクションの一部をオークションで売却。落札額の合計は邦貨で24億円近くになった。
サインフェルドが初めて買ったクルマはポルシェではなかったものの、その庶民的な従兄弟とも言えるフォルクスワーゲン・ビートルだった。