【伝説的レーサーから銀幕のスターまで】世界のクルマ好き有名人が最初に手に入れたクルマ 46選 前編
公開 : 2020.05.31 05:50
ニック・メイスン
オースティン・セブン
ピンク・フロイドのドラマーであるニック・メイスンは、素晴らしいガレージを所有している。その中にはマクラーレンF1やフェラーリ250GTOなどのコレクションが収まっている。
グッドウッド・リバイバルでメイスンは所有する多数のクルマを実際に走らせ、今もレースを続けている。
既にバンドで成功していたメイスンが初めて自分で購入したクルマはロータス・エランだ。だが、それ以前に初めて手に入れたクルマはオースティン・セブンだった。メイソンはこのオースティンで旧いクルマの直し方をたくさん学んだという。
ジェンソン・バトン
3代目ボクソール・キャバリエ
2009年F1世界チャンピオンのジェンソン・バトンは、マクラーレンP1やフェラーリF40、そして10代の頃から持ち続けているF355などを所有している。しかし、バトンは自身が最初に買ったクルマの記憶もまだ持ち続けている。
それは2000ポンドで購入した1990年型ボクソール・キャバリエ8Vだ。バトンはこのクルマにスポーティなサスペンションや大径ホイール、そして大出力のオーディオなどを装着して、アップグレードしていたそうだ。
ジャッキー・スチュワート
オースティンA30
レーシング・ドライバーになろうと決意する前、ジャッキー・スチュワートは父親が経営するガレージで懸命に働いていた。そうして貯めた金で、スチュワートは17歳の時、新車のオースティンA30を購入することができた。
ご存じのように、スチュワートはそれからF1ドライバーとして成功を収め、3度の世界チャンピオンに輝く。
ローワン・アトキンソン
モーリス・マイナー・ピックアップ
英国のコメディアンであるローワン・アトキンソンは、「Mr.ビーン」や「ブラックアダー」の主演俳優として広く知られている。しかし、自ら認めるとおり大のクルマ好きとしても有名で、ヒストリックカー・レースに参戦することもある。
価値の高いクルマを多数所有するアトキンソンのコレクションには、マクラーレンF1やベントレー・バーキン・ミュルザンヌ、メルセデス・ベンツ500E、ホンダNSXなどが含まれる。
特に英国車を好むアトキンソンの車歴は、12歳の時に母からもらったモーリス・マイナーのピックアップから始まった。その後、アトキンソンはこのクルマを直すことに10代を費やした。
ニコ・ロズベルグ
アウディRS6
2016年のF1世界チャンピオンであるニコ・ロズベルグは、1982年にチャンピオンとなったケケ・ロズベルグの息子だ。既にニコもモータースポーツの世界から引退し、現在はモナコでまだ若い家族や素晴らしいクルマのコレクションと共に暮らしている。
ドイツで生まれたロズベルグの愛車はメルセデス・ベンツが多い。現在はSLS AMGや1970年型280SL、C63 AMG、GLEなどを所有している。
しかし、彼が初めて手に入れたクルマはアウディRS6だった。運転免許を取得した後、ニコは父親のケケからこのアウディの高性能ワゴンをもらったという。