【伝説的レーサーから銀幕のスターまで】世界のクルマ好き有名人が最初に手に入れたクルマ 46選 前編
公開 : 2020.05.31 05:50
キャロル・シェルビー
1934年型ダッジ
チューニングカー界の大物キャロル・シェルビーは、ACコブラやフォード・マスタングの高性能モデルを開発したことで知られている。
クルマの製作以外に、自身もレーシング・ドライバーとして活躍。1950年代にはF1で8勝を挙げた。第二次世界大戦中はアメリカ陸軍航空軍に所属し、チャック・イェーガーと共に訓練を受けたこともある。
シェルビーが初めて手に入れたクルマは、父親から譲り受けた1934年型ダッジだったというが、それがどのモデルだったのかはわからない。
シェルビーは2012年5月に89歳でこの世を去った。
サー・スターリング・モス
オースティン・セブン
卓越したドライバーでありながらF1世界選手権で一度もチャンピオンになることがなかったモスは、しばしば「無冠の帝王」などと呼ばれる。しかし、モスはF1だけでなく、ラリーやツーリングカー・レースなどあらゆるモータースポーツのカテゴリに参戦し、その半数近くで勝利した。
モスが初めて手に入れたクルマは、9歳の時に父親に買ってもらったオースティン・セブンだった。このクルマでモスは自宅敷地内を走り回り運転を学んだ。
モスは今年4月、90歳でその生涯を終えた。