【タイプS 発表間近】アキュラTLX新型 ダブルウィッシュボーン式サスペンションを、フロントに
公開 : 2020.05.28 12:02 更新 : 2020.05.28 12:04
今週、「タイプS」が復活へ。北米ホンダが「新型TLX」のティザー画像を公開。フロントにダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用されます。「TLX」新型には、タイプSが登場することも明言されています。
アキュラ専用プラットフォームに
北米ホンダによる新型セダン「アキュラTLX」の発表が近づいている。「タイプS」が復活するとあって、注目が高まるモデルだ。
アキュラが新たに公開した予告画像では、2代目TLXのテクニカルな情報を確認することができた。
車体構造は、アキュラ専用のスポーツセダン・プラットフォームを採用。このアーキテクチャーは、「タイプS」のパフォーマンス・レベルを満たすように設計されているという。
具体的には、高いボディ剛性と、ダブルウィッシュボーン・サスペンションを装備した高性能シャシーが特徴となっている。
スポーツセダンと言えどもマクファーソンストラット式を使うモデルが多いなか、新型TLXのフロントには2つのウィッシュボーンが採り入れられた。
アキュラは、キャンバー、キャスター、トーアングルの正確なコントロールによって、タイヤの接地を確保し、高いハンドリング性能とコーナリング・グリップを実現すると説明している。
新型TLXタイプSも発表へ
ダブルウィッシュボーン式は、アキュラとしてはレジェンド(1986~1995年)、インテグラ(1990~2001年)、TL/TLタイプS(1996~2014)、NSX(1991年から2005年)、現行型NSXに続いての採用となる。
なお北米ホンダは、新型に設定される「TLXタイプS」に専用の3.0L V6ターボを搭載すると明言。
また、近年発表されたアキュラ・タイプSコンセプト(2019年)、アキュラ・プレシジョン・コンセプト(2016年)のデザインを受け継ぐ外観になると説明している。
新型アキュラTLXは今週中に発表される予定だ。