【AMGの3列シートSUV】新型GLEクラス、「GLE 53」日本発売 AMGアクティブ・ライド・コントロール初搭載
公開 : 2020.05.28 17:20
AMGの3列シート7人乗りSUVが新登場。「AMG GLE 53 4マティック+」は、GLEクラスのISG搭載モデル。技術面では、AMGアクティブ・ライド・コントロールの初採用が注目です。
新型GLEクラスに、AMGのISGモデル
昨年フル・モデルチェンジした4代目のGLEクラスは、3列シート7人乗りの最新ジャーマンSUVとして、メルセデスのSUVシリーズでは中核モデルに位置付けられている。
今回メルセデス・ベンツ日本法人が、その上級モデルとなる「メルセデスAMG GLE 53 4マティック+(ISG搭載モデル)」を追加し、予約受付を開始した。
メルセデスAMGブランドの「53」は、直6エンジン、ISG、48Vシステム、電動スーパーチャージャーを組み合わせ、可変トルク配分を行うAWDシステム「AMG 4マティック+」を採用するシリーズ。
日本市場に今回導入される「AMG GLE 53」の技術的な注目点は、走行安定性を高める新システム「AMGアクティブ・ライド・コントロール」をメルセデス・ベンツとして初搭載したこと。
「AMGライド・コントロール+エアサスペンション」をベースに、優れた敏しょう性とニュートラルなコーナリング、最適なトラクションを実現するもので、前後のアクスルそれぞれに配したアクチュエーターにより、車体の安定化を図るシステムだ。
電気機械式でレスポンスが速く、1秒あたり1000回の頻度で、路面状況に対応してシャシーを制御。直進時にはしなやかな足まわりによる乗り心地を実現、コーナリング/車線変更時にはロールを効果的に抑制する。
内外装の情報も入ってきた。
GLE 53 4マティック+ 内装は?
外観は、縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエターグリルが特徴。
内装には、AMGスポーツシートが奢られ、ドライバーの手元にはAMGパフォーマンス・ステアリングが装備された。最新の専用パーツで存在感を高めている。
直6ユニットの「M256」は、先代となる「メルセデスAMG GLE 43 4マティック」に比べて、68ps/25.5kg-mもパワーアップし、最高出力435ps、最大トルク53.0kg-mを発揮する。
「48V電気システム」により、エンジンの低回転時には、動力を補助。スターターが従来より高出力な電気モーターとなったため、始動時の振動を抑え、エンジンスタート、アイドリングストップをスムーズにした。
またアイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン
回転数を低回転で安定的に保ち、効率性・快適性・静粛性に寄与。シフトチェンジ時には、エンジンが理想の回転数に達するまでの時間をモーターの働きにより最小限に抑える。