まとめ

英国ではカークラブのサポート体制があり、造詣の深い専門店も少なくなく、数多くのMk1フォード・コンサルやゼファーが路上に復活している。価格は上昇傾向で、価値が認められている証拠でもある。

派手にカスタマイズされたクルマも少なくない。多くは長年放置されたままで、サビが広範囲に進行している場合も多い。

購入する場合、慎重にクルマの状態を調べ、ベストの1台を選びたい。後期型のエンジンを探すより、インテリアトリムのスペアパーツを探す方が大変だ。

良いトコロ

頑丈なボディに現代的なエンジンとサスペンション。組み立て品質も高く、コンサルやゼファー、ゼファー・ゾディアックは、まだまだクルマとして使える。コンバーチブルも楽しい。

良くないトコロ

サビの進行には注意が必要。下手に修復された場所を仕上げ直す作業も、簡単ではない。インテリアトリムやクロームメッキ・パーツなど、希少な部品も多い。

フォード・コンサル／ゼファー／ゼファー・ゾディアック（1950年−1956年）のスペック

価格：新車時　732ポンド−1054ポンド
生産台数：23万1481台
全長：4366mm
全幅：1626mm
全高：1511mm
最高速度：117km/h−128km/h
0-96km/h加速：27.2−20.2秒
燃費：7.0−10.6km/L
CO2排出量：−
乾燥重量：1107−1209kg
パワートレイン：直列4気筒1508cc自然吸気／直列6気筒2262cc自然吸気
使用燃料：ガソリン
最高出力：47ps/4400rpm／72ps/4200rpm
最大トルク：9.9kg-m/2400rpm／14.9kg-m/2000rpm
ギアボックス：3速マニュアル／4速マニュアル

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