リスター・ジャガー復活
公開 : 2013.09.19 20:00 更新 : 2017.06.01 02:15
リスターが、1950年代にモータースポーツで名声を博したリスター・ジャガーを復活させるとアナウンスした。
現在のFIAレギュレーションに適合したシャシーに、ジャガーDタイプに使われていた同じエンジン、ギアボックスを使用し、すぐにレースに出場できるマシンを供給するとしている。オリジナル・モデルは、0-160km/hを11.2秒というパフォーマンスを持っていた。
現在、リスターは、ジョージ・リスター・エンジニアリング、ブライアン・リスター・ライト・エンジニアリング、リスター・ストームという3つの会社に分かれているが、それをケンブリッジのリスター・モーター・カンパニーLtd.に統合することになっている。また、これを機会にブライアン・リスターを含む最初のプロジェクトに関わった従業員がこの新しいサービスに参加するために電話で招集されたという。
アフターマーケット保証プロバイダーであるワランディ・ワイズがこのプロジェクトに資金を提供する。CEO、ローレンス・ホイッティカーは、「リスターの復活というニュースは、英国のスポーツカー・ファンなら誰でもが興奮するニュースだろう。パワフルでジャイアント・キラーの異名をとったリスター・ジャガーだったが、この新しいプロジェクトが途方もなく刺激的であることを約束する。」と語った。
同社は2015年に開催される125周年記念ヒストリカ・レース・ミーティング・シリーズに参加する予定だ。