【ボディ拡大】新型BMW 4シリーズ、発表 3シリーズから変化 M440iから投入 M4は2021年

公開 : 2020.06.03 02:14

M440iとM440d しばらく2トップ

M4がくわわるまでのトップを守るM440i xドライブは、3L直列6気筒ターボガソリン+48Vマイルドハイブリッドで、374.2ps/37.6kg-mを湧出する。

最高スピードは249km/h(リミッター作動)で、燃料消費率は14.1-14.7km/Lのあいだ。

BMW 4シリーズ M440i
BMW 4シリーズ M440i    BMW

2021年3月には、直列6気筒ディーゼルを搭載した、430d(286ps)と440d(340ps)がくわわるともアナウンスされた。

いずれのエンジンも7速オートマティックギアボックスを組み合わせる。

Mスポーツにはスポーツギアボックスが標準で組み合わされ、クイックな変速とローンチコントロール、「スプリント」モードを手にできる。

M440i、430d、M440d以外は後輪駆動が標準。430i、420dにも4WDはオプション設定となる。

ボディやサス強化 ハンドリング重視

CLARプラットフォームを軽くするために、アロイスチールを選び、アルミ製のパネルの領域も増やした。

シャシーセッティングも4シリーズ専用。3シリーズと異なる味付けになる。

BMW 4シリーズ
BMW 4シリーズ    BMW

トレッド拡大によって重心高も3シリーズより下がっている。50:50の前後重量配分はキープしているという。

空力性能向上のためにエアフラップも用いる。結果0.25Cdを実現した。

ボディの強化のほか、サスペンションマウントにも手を入れている。

さらにハンドリング向上のために、電子制御式のダンパーやMスポーツ・ディファレンシャル(M440iとM440dは標準)、可変レシオステアリングも用意される。

新型4シリーズのインテリアと価格

インテリアを見ていこう。

最新のBMWとの共通項が多いデザインで、エンジンスタートボタンやギアセレクターは3シリーズより改められている。

BMW 4シリーズのインテリア
BMW 4シリーズのインテリア    BMW

あたらしいスポーツシートが標準となり、後部座席は40:20:40の分割可倒式。荷室容量は440L。

また4シリーズは「Mスポーツ・プロ」パッケージを採用した初のモデルとなる。スポーツ・ギアボックス、スポーツ・モード(よりスポーティなエンジン音が聞ける)が備わるほか、デザイン面の変更もあるという。

AUTOCARの本拠地がある英国では、420i Mスポーツの価格が3万9870ポンド(538万円)〜。3シリーズの同グレードと比べると、3670ポンド(50万円高)となる。M440iは5万3875ポンド(727万円)。

関連テーマ

おすすめ記事