ゼノスE10のデザイン・スケッチが公開
公開 : 2013.09.19 19:00 更新 : 2017.06.01 02:15
元ケータハムの社長、アンサー・アリが立ち上げたゼノス・プロジェクトE10スポーツカーのデザイン・スケッチが公開された。
E10はロータス・エリーゼ・サイズのプラットフォームに、197bhp、21.4kg-mのフォード製エンジンを搭載する。ギアボックスは5速マニュアル。重さは650kgを目標としている。
ダイレクト・インジェクション・ユニットは、ケータハムに使用されているHE420デュラテックよりも新しいバージョンであるという。また、将来的にスーパーチャージャー付きユニットも計画されているという。
E10のボディは、アルミニウム製のバックボーンにカーボンファイバー製のタブからなる。ゼノスは、このアーキテクチャーが全体的な重量を抑えるだけでなく、高い捻れ剛性(300bhp/1トン)を持つとしている。
AUTOCARにアリは、このクルマはサーキット走行を目的としているが、合法的なロードゴーイング・スポーツであると語った。
この新しいブランドのための資金は、ニッチ・ビークル・ネットワークという職業技能省にバックアップされたファンドからのものとなる。少なくとも2年以内にE10を発売し、2016年にはオープン・トップ・モデルのE11、2018年にはクーペ・モデルのE12を発表する計画だ。
E10のパフォーマンスに関してはヴォール05、KTM X-Bow、そしてケータハム620Rがライバルになるという。しかし、その価格がどのぐらいになるかまでは発表されていない。