【新色 ブロンズ追加】トヨタ・ハイラックス改良新型 欧州で2.8Lディーゼル搭載
公開 : 2020.06.04 14:56 更新 : 2021.01.28 17:53
トヨタがヨーロッパで、改良新型「ハイラックス」を発表しました。2.8Lディーゼルが採用されています。「オキサイド・ブロンズ・メタリック」という新色も追加、ピックアップ・トラックに新たな表情を与えました。
オキサイド・ブロンズ・メタリック登場
欧州トヨタは、人気ピックアップ・トラックの「トヨタ・ハイラックス」の改良新型を発表した。
デザイン変更、2.8Lディーゼルの欧州採用がトピックである。
フォード・レンジャーと世界中でマーケットを争うハイラックス。改良新型のフロントフェイスは、「3次元グリル」と同社が説明する新デザインを採用。
バンパーもデザインが変わり、上位グレードには前後にLEDライト・ユニットが組み込まれ、道路上での存在感を高めた。
新色「オキサイド・ブロンズ・メタリック」のボディカラーもいい雰囲気だ。
改良新型ハイラックス 内装は?
内装は、インフォテインメント・システムのアップデートを実施。8インチ・スクリーンはソフトウェアを更新し、操作性とレスポンスを高めた。
アップルカープレイ、アンドロイド・オートにも対応したほか、JBLの800W 9スピーカー・システムも選択することができる。
これに加えて、欧州市場のトップ・モデル、「インヴィンシブルX」では、内外装のスタイリングもアップグレードされている。
0-100km/h加速 10秒フラット
パワートレインのトピックは、欧州(および日本)モデルには用意されていなかった2.8Lディーゼルの搭載。
最高出力204ps、最大トルク51.0kg-mを発揮する。これにより、0-100km/h加速は10秒ちょうどで走破。2.4L車と比べて、2.8秒もタイムを削ったことになる。
シャシー面の変更は、サスペンション、ステアリングに手を入れ、路上での快適性を高めたこと。ショックアブソーバーをチューンし直し、リーフスプリングも改良を受けている。
アイドリング・スピードでの制御、走行安定システムのプログラム変更、タイヤ・アングル・モニターが新しくなったほか、スロットルペダルの反応を高めた。
改良新型ハイラックスの欧州価格は、今後明らかにされる。