【宣言解除で、どう変わる?】軽自動車の販売 5月は統計史上、最大の下げ幅 新型コロナウイルス
公開 : 2020.06.05 21:43
合計ランキング 登録車が上位に
5月期の軽自動車の車名別ランキングでは、ホンダNボックスが前年同月比47.6%減ながら唯一1万台オーバーの1万1655台を達成。6か月連続での首位につく。
続く第2位には、同43.4%減ながら4504台を成し遂げたダイハツ・ミラが、3ランクアップで位置。
第3位には同67.2%減ながら4392台を販売して1ランクアップを果たしたスズキ・スペーシアが、第4位には3911台を販売して7ランク上昇した日産ルークスが入った。
なお、登録車と合わせた車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックス、トヨタ・ヤリス、トヨタ・ライズ、ホンダ・フィット、トヨタ・カローラの順に。首位のホンダNボックス以外は登録車が占める結果となった。
そのほかの軽自動車の車名別成績では、前年同月で比較できない日産ルークスとトヨタ・コペンを除き、乗用モデルの多くが前年同月比で大幅なマイナスを記録する。
唯一プラスを達成したのは、スズキ・ハスラーのOEM車で、2月に新型に切り替わったマツダ・フレアクロスオーバー。前年同月比46.1%増(336台)を記録し、マツダの軽自動車ラインナップのトップセラーに輝いた。
一方、軽スーパーハイトワゴンの新型eKクロススペース/eKスペースの設定で復調が期待された三菱eKは、生産ラインの一時停止などもあって同62.7%減(1331台)。
本年1月に生産を再開したものの、4月には部品供給の滞りなどで再び生産を一時停止したホンダNワゴンは、同52.5%減(1052台)と苦戦した。