【電動シティカー】フィアット500e 500のEV版は42kWh 邦貨370万円 英国で受注開始
公開 : 2020.06.11 08:50
フィアットの新しい電動500ハッチバックの受注が英国で始まりました。42kWhバッテリーを搭載し、航続距離320km、最高速度150km/hを提供するシティカーの販売価格は、邦貨にして370万円からとなります。
電動500ハッチバック
フィアットは、新しい電動500のハッチバックバージョンを発表した。
英国での販売価格は2万6995ポンド(370万円)からで、現在オーダー可能となっている。
同社は3月に、このシティカーのコンバーチブルバージョンを発表しており、今回ハードルーフバージョンを初めて公開した。
コンバーチブルと同様、500ハッチバックは初めにハイスペックな「ラ・プリマ」の特別エディションで提供され、その後、低価格バージョンが続く予定となっている。
500ハッチバックは、42kWhバッテリーを搭載し、WLTPテストサイクルで最大320kmの航続距離を提供する。
35分間で80%の充電が可能な、85kW高速充電システムが装備されている。
邦貨にして370万円から
プラグインカーを対象とした政府の補助金支給後の価格、2万6995ポンド(370万円)には、7.4kWのイージー ウォールボックス充電器の取り付けも含まれている。
同様の仕様のコンバーチブルの価格は、2万9000ポンド(398万円)となっている。
コンバーチブル500と同様、最高速度は150km/h、0-97km/h加速は9秒となっており、3.1秒で50km/hに到達する。
ラ・プリマ仕様のハッチバックには、パノラマのガラスルーフ、フルLEDヘッドライト、17インチのダイヤモンドカットホイール、クロームメッキのサイドパネルインサートが装備されている。
特別な3つのペイントカラーで提供され、インテリアには、ダッシュボードとシートにエコレザーが使用され、フィアットの最新のUコネクト5インフォテインメント・システムが搭載されている。
アダプティブ・クルーズコントロール、レーンセンタリング、インテリジェント・スピードアシスト、アーバン・ブラインドスポット検出機能など、レベル2自動運転の多くのドライバーアシスタンス・システムが搭載されている。