ホンダ、メキシコで新トランスミッション工場の建設を開始

2013.09.24

ホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ(HDM)は、グアナファト州セラヤ市に建設される新トランスミッション工場の着工した。新トランスミッション工場は、来年春にフィット生産開始予定のHDM新四輪車工場と同じ敷地内に建設される。

新トランスミッション工場は、2015年後半に年間生産能力35万基の規模で無段変速機(CVT)の生産を開始する予定で、初期投資は約4億7,000万USドル(約467億円)となる見込み。HDMは将来的に年間生産能力を70万基に倍増させる計画で、フル生産時の従業員の採用人数は1,500名に達する見込みだという。自社の四輪車工場への供給に加え、メキシコ国外のホンダ四輪車工場へトランスミッションの供給も行う予定だ。

本田技研工業株式会社代表取締役副社長執行役員北米地域本部長、岩村哲夫は、「ホンダは地元の皆さんの熱意とサポートなくしてメキシコでの事業を始めることはできませんでした。州政府および連邦政府のご尽力に感謝申し上げます。メキシコで新規に採用した従業員のスキルの向上に伴い、ホンダは国際的にも競争力の高い新たな生産拠点をここメキシコに築きつつあります。」とコメントしている。

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