【56種のルーフ・コーディネート】ベントレー・オーナーの夏 コンチネンタルGTコンバーチブルの楽しみ方
公開 : 2020.06.12 21:12
新型「ベントレー・コンチネンタルGTC」のV8モデル。世界中のカスタマーのもとに納車が始まって、最初の夏を迎えます。ベントレー・オーナーのサマードライブの楽しみ方は、どんなものなのでしょう?
V8のコンチネンタルGTコンバーチブル
イギリスの高級車メーカー、ベントレーのオープン・モデル「コンチネンタルGTコンバーチブル」。
2020年は、そのV8ユニット搭載車が、主要なグローバル市場(アメリカ大陸、欧州、英国、中国、中東、アジア太平洋地域)のすべてに納車される最初の夏となる。
ルーフをオープンにしてもクローズにしても美しいエレガントな外観は、筋肉質なプロポーションと彫刻的なラインがアクセントに。トップを開けば、ハンドクラフトのインテリアが現れ、夏にぴったりの1台と感じさせる。
ルーフシステムは、50km/hまでなら走行中でも、わずか19秒で開閉できるもの。その断熱材と操作機構(Zフォールド)という新パッケージに、シーリングシステムの改良と音響処理を組み合わせ、従来型に対し騒音レベルを3デシベル(50%)低減。キャビン内の静かさは、先代のGTクーペと同等の水準まで抑え込んでいる。
この新断熱材とエレガントなZフォールド・システムを組み合わせたルーフは、フルトノカバーを装備しているものでは、世界唯一のアイデンティティとなっているのだ。
1年中 オープントップで居たくなる
また、フロントガラスとサイドウインドウの合わせガラスは、騒音の原因となる3.15Khzの低周波を、実に88%も低減する役割を果たす。
オーナー達が身体を預けるシートには、ベントレーのアイコンであるブルズアイ・ベントにインスパイアされた、ネックウォーマーを内蔵。
夏が過ぎてもオープンエアを楽しめるように、3モード・ヒーテッドシート、手縫いのヒーテッド・ステアリングホイール、ヒーテッド・アームレストなど、あらゆるタッチポイントを温かく、ソフトな手触りのレザーで覆った。
また、フロントキャビンの気流の乱れを軽減するウィンドブレーク(取外し可能:OP)を装備することで、オールシーズン対応のオープントップ・グランドツアラーとしての立ち位置を確立させている。
伝統的な英国のツイードを現代的にアレンジしたルーフは、7色のカラーラインナップから選ぶことができる。さらに、インテリアのルーフライナーは8種類の仕上げに対応するという。
最大56種類を数える組み合わせから選んだコーディネートを、ルーフを開閉するたびに味わう。そんなひと時もまた、ベントレーオーナーだけが知っている夏の楽しみ方なのである。