次期ランボルギーニ・ガヤルドのテストをスクープ
公開 : 2013.09.25 22:00 更新 : 2017.06.01 02:15
カブレラとネーミングされるのではないかと噂されている次期ランボルギーニ・ガヤルドがニュルブルクリンクでテストされている風景を捉えた。この新しいモデルは、2014年のジュネーブ・モーターショーで発表される予定で、英国には来年の後半に市販される予定だ。2015年にデビュー予定のアウディR8とも、その軽量カーボンファイバーとアルミニウム製のスペースフレーム構造を共有することになる。
内部の開発コード、LP724と呼ばれるこのモデルは、全幅1900mm、全高1165mmというサイズは変わりないが、全長は4500mmと16mm長くなっている。実際、スクープ・ショットを見ても、現在のガヤルドよりも長くなっていることがわかる。ホイールベースは、2600mmよりも若干増大し、収納能力を改善するほか、新しいインテリア・レイアウトを持つこととなる。
アヴェンダドールのカーボン・モノコックを敢えて採用せず、親会社のアウディR8と同じ、コンベンショナルなシャシーを採用したことになる。両車に使われるモジュラースペースフレームは、AUTOCARが掴んだ情報によれば198kgで現行のR8よりも24kg軽い。但し、ホイールベースはカブレラとR8とは異なり、R8の方がカブレラよりも30mm長くなる予定だ。
新しいスペースフレームに被せられるボディは、カーボンファイバーとアルミニウムの組み合わせで、そのトータル・ウエイトは1500kgを切ることを目標にされている。
エンジンは5.2ℓのナチュラル・アスピレーションV10。600bhp、55.3kg-m程度のチューニングが施されるとともに、EU6に適合するものとなる。ギアボックスは7速デュアル・クラッチがオプション、6速マニュアルが標準となる。
また、駆動方式は4WDが標準となるが、RWDモデルも引き続き生産されることとなる。