テイラードウールブレンド・シート採用

ボルボ日本法人が、内装にウールを用いた限定車を発売した。

ファブリックシートに、ウールを30％ブレンドしたもので、ファインナッパ・レザーと同等以上の上質さと風合いを提供するべく、開発されたという。

この内装が設定されるのは、SUVモデルの限定車「XC90 B5 AWDテイラードウール・エディション」。

ボルボ初となる新開発48Vハイブリッド・パワートレーン「B5」を搭載したモメンタム・グレード仕様をベースに、「テイラードウールブレンド・シート」を搭載。

「ブラックアッシュ・ウッドパネル」「専用20インチ・アルミホイール」「チルトアップ機構付き電動パノラマ・ガラスサンルーフ」などの人気オプションを特別装備している。

持続可能な素材で最上級なシートを

北欧は、テキスタイルにおいても豊かな文化を持っており、ウール30％とリサイクル・ポリエステル素材70％で作られた上質なテキスタイル布地を用いた座席は、最上級のファブリックシートと呼べる仕上がりになっている。

ボルボ・カーズは意欲的なサステナビリティ・プログラムを掲げており、このリサイクル素材を含む新たなシート素材の開発と持続可能な製造アプローチは、「ボルボの新しい価値観である“サステナブル・スウェディッシュ・ラグジュアリー”を表現したもの」と説明されている。

本特別仕様車は限定15台となり、外装色「サヴィルグレーメタリック」が5台。「バーチライトメタリック」が10台という設定。

価格はいずれも896万円となっている。

画像　XC90 B5 AWDテイラードウール・エディション【詳細画像】　全8枚