【詳細データテスト】フォルクスワーゲンTロック・カブリオレ 飛ばすほどに悪化するハンドリングと乗り心地 街乗りの使い勝手は良好

公開 : 2020.06.20 08:50  更新 : 2020.06.20 08:59

使い勝手 ★★★★★★★★☆☆

インフォテインメント

インフォテインメントシステムはグレードを問わず、8.0インチのタッチ式カラーディスプレイを備えるディスカバーナビゲーションを採用する。

Rラインに標準装備される10.3インチのディスプレイを用いたデジタルメーターパネルのアクティブインフォディスプレイは、他グレードでは435ポンド(約6.1万円)のオプションだ。

中央ディスプレイは全車8.0インチで、Rラインには10.3インチのデジタル計器盤も標準装備。ただし、プレミアムオーディオや音声操作はいずれのグレードでも有償オプションとなる。
中央ディスプレイは全車8.0インチで、Rラインには10.3インチのデジタル計器盤も標準装備。ただし、プレミアムオーディオや音声操作はいずれのグレードでも有償オプションとなる。

しかし全車とも、8チャンネル/400Wのビーツ製プレミアムオーディオは430ポンド(約6.0万円)、音声操作は210ポンド(約2.9万円)の追加出費が必要。Rラインの価格を考えれば、標準装備にしてもらいたいところだ。

タッチ式ディスプレイを用いるインターフェイスは、わかりやすいレイアウトで、操作へのレスポンスに優れる。ナビゲーションの入力もしやすい。マップや進路表示は適切で好ましく、デジタルメーターパネルに投影することも可能だ。

テスト車は、オプションのプレミアムオーディオを装着していた。音質はかなりいいが、街なかで大音量をまき散らすようなドライバーが納得するほど圧倒的なパワフルさはなかった。

音楽はストリーミングやスマートフォンとのデータ接続を用いて再生できる。Apple CarPlayとAndroid Autoの各ミラーリング機能にも対応している。

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